掲載開始日:2020年9月16日更新日:2023年3月7日

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新築住宅と中古住宅との違い

【新築】

戸建て(自前で建設する住宅)

  • 自分の現在及び将来のライフスタイルや子供の成長等のライフステージにあわせて自由に設計できます。
  • 一般的に、中古住宅を購入してリフォームするより建築費用は高くなります。
  • 既存住宅を建て替える場合には、解体費用を考えておく必要があります。

戸建て(建売住宅)

  • 建売住宅とは、不動産会社等が事前に住宅を建てて販売する住宅ですので、現物の確認ができますが、間取りや仕様の変更が困難です。
  • すでに建てられている住宅を購入するので、建設のための期間が必要ありません。

分譲マンション

  • 新築マンションの購入を検討する時点では、建物ができ上がってないことが多く、パンフレットやモデルルームを見ながら契約することになります。
  • 新築マンションでは、販売会社があらかじめ管理会社と管理規約等を用意するのが一般的です。新築マンションに入居してから管理組合の総会が開かれ役員(理事長等)を選任して、管理組合の業務がスタートします。
  • 新築マンションを購入した場合、多くの販売会社では一定期間内に限って無償で修繕を行うアフターサービスを実施しています。この期間内に専有部分と共用部分に不具合がないか、しっかりとチェックする必要があります。

【中古住宅】

戸建て

  • 新築住宅や新築分譲マンションよりも割安で購入できる利点がありますが、その反面耐震改修や様々な修理が必要となる物件もあります。購入時には、どの程度の改修等が必要なのかを事前に検討しておく必要があります。
  • 大幅に間取り等を変えようとすると新築より工事費が高くなる場合もあります。
  • 中古物件の中には競売物件などもあって、所有者の借入金の返済が終了していないと購入できない場合もありますので、借入金返済完了の確認が必要です。
  • 場所によっては、都市計画法や建築基準法などの法律の制限により建替えや増築ができない場合がありますので、購入前に市町村の都市計画又は建築の担当課、あるいは仲介している不動産会社などに聞いて対象敷地の建築条件を良く調べておく必要があります。
  • 土地・建物に抵当権などが設定されている場合、売買後のトラブルの原因にもなりますので、抵当権が抹消されているか、登記事項証明書で確認しておきましょう。
  • 資源の有効活用という観点から、中古住宅の賢い利用が求められるようになりました。良質で長く使える住宅を選びましょう。

分譲マンション

  • 中古マンションは現物を見て購入できるので、部屋からの眺望や風通し、日当たりなどを観察することができます。
  • 「マンションは管理を選べ」と言いますが、マンション管理が適正に行われているかは居住者の関心度合いによって違ってくるものです。中古マンションであれば、現物を確認することによって、マンション管理の良し悪しを見極めることができます。例えば、駐輪場やゴミ置場周辺をみれば一目瞭然です。なお、修繕積立金は、長期修繕計画をたてて、算定することが重要で、極端に少ない額は注意が必要です。
  • 築年数が経過しているマンションを健全な状態で保つには、日常の清掃と設備等の保守点検、計画的な修繕工事が大切になります。
  • 耐震性を考慮するなら、建築基準法が改正された1981年(昭和56年)6月1日以降に「建築確認申請」を提出したマンションは新耐震基準で建設されていますので、購入しようとするマンションの確認申請日をチェックしてください。

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