令和元年度知事とのふれあいフォーラム地域版(第6回)
内容
開催日時等
開催日
- 令和2年1月17日(金曜日)
- 午後1時30分から午後3時
場所
川南町立図書館2階ミニシアター室
参加者
ふれあいフォーラムの内容
知事挨拶
- 日中のご多用の中、多くの方々にご参加いただき感謝を申し上げる。
- 本日は阪神淡路大震災から25年目という節目の日で、自然災害に対する思いを新たにしたところである。
- 一方、口蹄疫発生・終息から10年という大きな節目を迎える本県は、決して忘れてはならないという思いとともに、全国に向けて発信しなければならないという使命を感じている。
- 過去の教訓をしっかりと受け止めて将来に生かしていく。そして今築かれたものを将来につないでいきたい。
- 本日は、川南町でご尽力いただいている皆さまの思いをお聞かせいただき、川南町・宮崎県の将来についてともに考えていきたい。
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フォーラムの様子
県政や地域の課題などについて活発な意見交換が行われました。
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主な意見等
- 障がい者への助成について
公共機関では、元気な障がい者しか働いていないと以前から訴えている。知人で優秀な方々もヘルパーなどの問題もあり、なかなか就職できず、何かよい手立てはないかと思っている。海外では補助員を付けるなどの助成もあると聞いている。
- バリアフリーの推進について
障がいのある人は、学校の参観日などに参加したくても、教室が2階以上だと参加が難しいため、バリアフリーのさらなる推進をお願いしたい。
- 大地震への対応について
南海トラフ地震などの大地震に対する県の具体的な取り組みについてお聞かせいただきたい。
- 県の防疫に対する取り組みについて
畜産の町・川南で二度と口蹄疫などが発生しないように、県の防疫に係る取り組みについてお伺いしたい。
- 少子高齢化対策について
少子高齢化による働き手不足への対策についてお聞かせいただきたい。
- 人口減少対策について
人口減少対策についてお聞かせいただきたい。
- 消防団員の確保について
川南町には消防団の出動手当の増額などで支援をいただいているが、消防団員の確保について県の対策をお聞かせいただきたい。
- 「川南の四季を食べる会」について
「川南の四季を食べる会」を開催しているが、知事には参加いただき感謝申し上げる。今後も引き続き参加をお願いしたい。
- 宮崎の農業の将来について
若手の就農者の減少問題に対して、農業の魅力を伝えるのは我々では力不足と感じている。県として宮崎の農業の特色をどのように出していくのか、お聞かせいただきたい。
- 宮崎の食の魅力発信について
東京オリンピックパラリンピックに向けて、宮崎の食の魅力をどのように発信していくのか、お聞かせいただきたい。
- 子どもの学力向上や少子化問題について
子どもの人口減少により、全体として学力も低下していると感じている。学力向上のための県の取り組みと、少子化問題への対策についてもお聞かせいただきたい。
- 知事の昨年の活動における振り返りについて
昨年、知事が活動された中で、県内外を問わず知事が気になったこと、宮崎の強みが発信できたことについてお聞かせいただきたい。
- CSF(豚熱)への防疫指導などについて
沖縄で発生したCSF(豚熱)では、加熱処理していない残飯の餌から感染した疑いがあると言われており、本県でも残飯処理の指導体制の強化をお願いしたい。
- ひなたGAPの認定について
ひなたGAPの認定に畜産業が入っていないので、県としてしっかりと取り組んでほしい。福島県ではグローバルGAPに係る費用を100%負担するとの話を聞いたが、宮崎県でも先進事例を取り入れていただきたい。
- 女性団体の活動の在り方について
知事ご夫妻には、県婦人会や各種大会などにご出席いただき感謝申し上げる。高齢化と会員確保の問題で各婦人会や団体も苦労されている。そのような中、これから女性団体が活動をどのように広げていけばよいか、知事のお考えをお聞かせいただきたい。
- 外国人とのコミュニケーションについて
人口減少に伴う労働者確保のため、外国人の方々が川南町にも生活し、多く見けるようになった。しかし、外国人と日本人がうまくコミュニケーションを図っていけるのか不安に思う。外国人に対する指導の在り方などの対策などがあればお聞きしたい。
- 全国和牛能力共進会に向けた取り組みについて
次回の全国和牛能力共進会鹿児島大会に向けた県の取り組みおよび進捗状況などについてお聞かせいただきたい。
- SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みについて
地球温暖化や気候変動の影響で作物が作りにくくなっている。このため、尾鈴農業共同組合でも(SDGs持続可能な開発目標)の取り組みを行なっているが、県でSDGsを広げる活動などについてお聞かせいただきたい。
- JAへの活動支援について
JA尾鈴では「いきいき塾」を開き高齢者の集いの場を提供している。JAとしても実費は徴収せずに開催しているが、JAの経営も苦しいのが実状であり、県からも何かご支援をいただきたい。
- 水稲の価格基準について
早期水稲では収穫が早いほど価格が高いなど価格基準が昔のままであり、実勢価格が反映されていないため、ルール自体を変える必要があるのではないか。
- 消防団の操法大会について
消防団の操法大会で、例えば県内からそれぞれ隊員を選抜して宮崎県代表チームなどとしてエントリーできないか。
- 国道10号線の歩道の草刈りについて
国道10号線の通学歩道には、夏場には歩道の半分くらいまで草が生い茂っている。しかし国土交通省による実際の草刈りは、11月の草が弱った時期に実施されている。シルバー人材センターにお願いして、草が一番元気の良い時期に通学路だけでも草刈りをお願いできないか。国土交通省におつなぎいただきたい。
- 野菜の価格低迷への支援について
現在、野菜の価格が低迷している中、一方で台湾などからの安い輸入野菜も多いと聞いている。このような状況では農家がさらに苦しくなるため、何とか状況を変えていただきたい。
- 声かけ運動のPRについて
川南町の老人クラブの会員数はなんとか横ばいで推移しているところである。川南町と長寿会連合会が協力し、トロントロンの2番街・3番街に黄色の旗「どんげね、声かけ運動展開中」を立てて、引き籠もりの方々への声掛けを推進しているので、県でもPRをお願いしたい。
- 老人クラブ連合会の運営状況について
県老人クラブ連合会の提案のもと、平成初頭の頃、会員一人当たり300円ずつ積み立てを行い、1億円の基金を設立し県老人クラブ連合会の運営をしている。しかし、低金利で積立金の果実(運用益)も無くなり、役員会でも今後の運営について協議検討しているところである。知事においても、その状況をお調べいただければ有り難い。
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知事総括
- 本日は貴重なお時間をいただいて、さまざまなテーマで貴重なご意見をいただいた。
- 今後も「対話と協働」を大切にしながら、県政を進めてまいりたい。また、いろいろなチャンネルを通じて皆さまの声を届けていただきたい。
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