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掲載開始日:2020年2月19日更新日:2020年2月19日

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令和元年度知事とのふれあいフォーラム地域版(第7回)

内容

開催日時等

開催日

  • 令和2年2月7日(金曜日)
  • 午後1時30分から午後3時

場所

新富町総合交流センターきらり大集会室

参加者

  • 新富町の皆さん31
  • 知事

ふれあいフォーラムの内容

 知事挨拶

  • 大変ご多用の中、多くの方々にご参加、ご協力いただき感謝を申し上げる。
  • 対話と協働を大切にしながら、県民の皆さまの声に耳を傾け県政を進めているところ。
  • 新富町ではテゲバジャーロ宮崎のスタジアム整備に向けて動き始めており、町のスポーツの中心となっていくと思われる。また6年後の国民スポーツ大会では、サッカーとボート競技の開催が予定されているが、これらの準備を通じて地域の活力に結びつけていただきたい。
  • 新富スマートインターチェンジの構想も具体化しつつあり、東九州自動車道の4車線化などのインフラ整備も進んでいるところ。
  • さまざまな課題がある中、新富町でご尽力いただいている皆さまからいろいろなご意見を伺いながら、新富町と宮崎県のことをともに考える時間としたい。

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 フォーラムの様子

知事あいさつの様子

意見交換の様子

意見交換の様子2

集合写真

県政や地域の課題などについて活発な意見交換が行われました。

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 主な意見等

  • ホイールローダーの公道走行に係る規制について
    都城市でホイールローダーの事故があったことを受け、今後公道での走行の取り締まりが厳しくなる(バケットなどを付け替えて全長や幅が基準を超える場合は白ナンバー取得で走行するなど)という話を聞いた。規制緩和について国へ働きかけてほしい。
  • 南海トラフ地震などの防災対策について
    日向市で(県内最大の)津波避難タワーが完成したとの新聞記事を見た。南海トラフ地震などの大地震に対する県の具体的な方針などについてお聞かせいただきたい。
  • 自衛隊の活動について
    災害時などに自衛隊がもっと自信をもって活動できるように憲法に明記する必要があるのではないかと思うが、知事の考えをお聞かせいただきたい。
  • 酪農への県の支援について
    国は畜産クラスター事業などで支援を実施しているが、若手の酪農家がこれから頑張っていくために、県としても積極的な支援をお願いしたい。
  • 消防団員の確保について
    消防団はどこも団員確保の問題があると思うが、「消防団ありがとう」という団員をねぎらう内容でCMや広報をお願いしたい。また、災害現場で活動した消防団員の人数が発表されないため、これだけの消防団員が頑張っているということを警察や自衛隊などと同様に伝えていただきたい。
  • 農産物に係るトップセールスについて
    昨年の台風被害による爪痕は1年では戻らない。また、昨年末からの天候不順により我々施設園芸農家は厳しい状況にある。さらには新型コロナウィルスの影響で観光客が減り、ホテル業界の売り上げも落ちることが予想されるため、野菜が売れないのではないかと危惧している。JAなどでも流通について考えているが、県としても全国、世界に向けて、JAとともにトップセールスを行なっていただきたい。
  • 子どもの遊び場の整備について
    新富町の子育て会議にも参加して話はしているが、町に公園はあっても遊具がないなど子どもたちの遊ぶ場所がないため、近隣の川南町や西都市に出掛けて、広い芝生のある場所で子どもたちを遊ばせている。すぐとは言わないが、町内にも子どもの遊び場を整備してほしい。
  • 工場誘致に係る渋滞の解消について
    高鍋町に大型工場が稼働して、夕方5時以降には10号線が渋滞している状況にある。工場の従業員の大半は新富町の町道を抜けて行くが、この道は小中学校や高鍋高校生の通学路になっており、近いうちに交通事故が起こるのではないかと危惧している。渋滞の解消について早急に対応していただきたい。
  • 畜産業の人材育成などについて
    地元に根差した若手繁殖農家で活動しているが、これからの畜産業を支える人材育成と経営への支援策についてさらなる充実をお願いしたい。
  • スマート農業の推進について
    施設園芸でスマート農業に取り組んでいるが、大規模化や法人化をしなければ採算が合わないと思っている。また、現状では実現までにはかなり厳しいという話を聞いており、今後5年後、10年後を見据えて、知事が宮崎の農業についてどのように考えているかお聞かせいただきたい。
  • 宮崎市のアリーナ構想について
    2024年に全国スポーツ推進大会が宮崎で開催され、さらに2025年には九州大会が宮崎で開催される予定である。宮崎市のアリーナ構想で建設が予定されているアリーナのこけら落としで会場を使用したいと推進委員会では考えているが、現実的に建設が間に合わないのではないかと思っている。宮崎市の問題であると思うが、県としてのアリーナ構想の考えについてお聞かせいただきたい。
  • 空き家減少の対策について
    テゲバジャーロ宮崎のスタジアムが完成すれば、町内の商店街の疲弊化にも歯止めがかかるのではないかと期待している。一方で少子高齢化や後継者不足による商店街の空洞化や個人宅の空き家の問題が新富町でも目に付くようになった。例えば、持ち主が生きている間に、また親族と連絡がとれるうちに家屋を処分させるよう法律などにより対応できないものか。
  • 山林などの買い占めに係る海外資本の動向について
    海外資本が知らないうちに土地や山林を買い占めるような状況を県として把握したり、情報を掴むなどしているのか。
  • 防災拠点の推進について
    以前、知事とのふれあいフォーラムで話をしたが、南海トラフ大地震などが起きた場合、新富町が防災拠点となり得る。この立地の良さなどの地の利を生かして、今後、病院建設などの話があれば新富町に建設を進めてほしい。
  • 国民文化祭のPRについて
    国民文化祭が宮崎県で開催される予定だが、まだまだPRが足りないと感じている。今後のPRなどの計画についてお聞かせいただきたい。
  • 新田原基地について
    新田原基地のある新富町の町民としての一番の願いは防衛省が行う防音工事の基準を緩和して可能な限り幅広くしてもらいたいということ。要望しても厳しい線引きがあり、要望にはなかなか応えてもらえない。今後、燃料や弾薬庫の整備に係る施設の整備計画もあるため、知事の方からも国に対し要望を行なっていただきたい。
  • 少子化問題への取り組みについて
    県として少子化問題をどのように克服されるのか。給食費が有料・無料など地域格差があり、同じ教育環境にはないため、県が補助などの支援を行えないか。
  • 保育士の人材確保に係る支援について
    保育士の人材不足問題で県も支援を行なっているが、一番は賃金の問題で首都圏などと比べると賃金が安いため、宮崎市が行なっているような賃金補助などがあれば助かる。
  • 保育園への障がい者に対する補助職員助成について
    障がい手帳のないグレーゾーンの方々(最近はパスカルカラーと言われている)への手助けについて、学校には補助職員がいるが保育園にはないため、県でも積極的に助成いただければ有り難い。
  • 基地のある場所で生活を送る住民への支援について
    憲法が法の下の平等を謳っているにも拘わらず、基地がある場所で生活する人とそうでない人では人生が大きく異なる。基地の元で暮らす我々は、国家予算なりで、要望を十分に聞いてほしいと願う。町とともに、知事においてもこの新富町の住民の立場を考えて、ご支援いただければ有り難い。
  • 若者の県外流出について
    大学進学や就職で県外に出ていく若者に歯止めをかけるための対策などについて、知事の考えをお聞かせいただきたい。
  • 商工業分野への補助金について
    国や町の商工業に対する補助金を個人的にフル活用しているわけではないが、他の分野と比べると商工業の分野は補助金が少ないと感じるため、補助金を少しでも増やしてもらえれば有り難い。

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 知事総括

  • 本日は、農業、福祉の問題や防衛、人材確保、商工業の問題、さらにはスポーツ・文化などさまざまなテーマで貴重なご意見をいただいた。
  • これからもいろいろな声を届けていただき、新富町ともしっかりと連携を図りながら、新富町・宮崎県のさらなる発展のために尽力したい。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

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