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発表・調査研究

宮崎県衛生環境研究所年報(2003年)

誌上発表・学会発表

性感染症発生動向調査の評価に関する研究

新興・再興感染症研究事業 効果的な感染症発生動向調査のための国及び県の発生動向調査の方法論の開発に関する研究

平成15年度 総括・分担研究報告書、30-43、2004

中瀬克己*1、中谷友樹*2、谷畑健生*3、橋戸 円*4、増田和貴*4、山本英二*5、大前利一*6、中島一敏*4、松岡宏明*1、岩城詩子、郡 公美*7、尾本由美子*8、長宗典代*9、芝辻里香*10、犬飼昌子*9、安酸史子*11

*1岡山市保健所、*2立命館大学、*3国立医療保健科学院、*4国立感染症研究所感染症情報センター、*5岡山理科大学、*6奈良県保健環境研究センター、*7徳島県保健福祉部健康増進課、*8滋賀県大津保健所、*9 岡山大学医学部、*10滋賀県立大学看護短期大学部、*11福岡県立大学看護学部

「性感染症に関する特定感染症予防指針」では、性感染症のサーベイランスの困難な点や必要とする対象への結果の公開・提供の重要性が指摘されている。そこ で、サーベイランス運用上の具体的課題及び報告データの妥当性に関する検討を行った。また、後天性免疫不全症候群に関する報告データとの関連及び他の性感 染症に関する調査等の活用を含め、総合的観点からサーベイランスシステムを評価し、改善のための提言を行った。

性感染症サーベイランスデータの解釈や活用方法についての地方感染症情報センターの担当者の関心は高かった。しかし、集団発生の検知や施策の決定に活用し た事例は地方及び中央感染症情報センターともに少なかった。サーベイランスの運営に関する情報を入手・交換する機会を増やすことが、運営改善に重要と考え られた。


宮崎県衛生環境研究所
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