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掲載開始日:2023年10月20日更新日:2023年10月20日

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令和5年度知事とのふれあいフォーラム地域版(第5回)

内容

開催日時など

開催日時

令和5年10月10日(火曜日)午後1時30分から午後3時まで

場所

農町役場1会議室

テーマ

都農町の「魅力・強み

参加者

都農町の皆さん9名

ふれあいフォーラムの内容

 知事挨拶

  • 本日は、ご多忙の中、知事とのふれあいフォーラムにお越しいただき、感謝申し上げる。私は県政を進めるにあたり、県民の皆さまとの「対話と協働」を重視している。ふれあいフォーラムはその一環で、地域の代表の皆さまと率直に意見交換をする場である。県民の皆さまからお聞きした声をもとに、県として知事としての思いもお伝えする。
  • コロナ禍で対話の機会が減ってしまったことは残念であるが、5類に移行したことで、少しずつ再開できるようになった。今回、都農町では4回目の開催ということで、メンバーも新しい顔ぶれで若い方も多く、大変うれしく思う。
  • 都農町は名前からも素敵な地域だと感じる。農の都という名前は農業だけでなく、さまざまな産業が栄えていることを示している。そんな魅力あふれる地域のさらなる発展のために、力を合わせて頑張っていきましょう。

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 フォーラムの様子

フォーラムの様子1

フォーラムの様子2

フォーラムの様子3

フォーラムの様子4

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 主な意見など

都農町の皆さんが考える「都農町の『魅力・強み』」

  • 都農町は、都農ワインという魅力的な特産品を有している。この都農ワインを活用し、知事が提唱する「5つのS」の一つである「食」の分野で、さらなる発展を図ることが望ましいと考える。そのためには、都農町の豊かな農林水産物を生かすことができる飲食店や人材の育成・確保に関する取り組みが必要である。
  • 都農町は、生活に必要なサービス施設が充実しており、自然環境も豊かである。しかし、未来に向けた公共施設の投資が不足していると感じる。財政業務の経験からも、ハード整備が人々の環境を変える一番大きな要素であると考える。ハード整備はソフト整備と並行して進めるべきであるが、都農ワイナリーや高校跡地などの事例を見ても、都農町が主体的に計画するだけではなく、県の方からも積極的なバックアップが必要だと思う。
  • 都農町の魅力と強みは、官民が連携してチャレンジングなことに積極的に取り組んでいることだと思う。例えば、キウイフルーツ事業や都農ワイナリー、水産加工やふるさと納税などが挙げられる。しかし、町外から来る人が地域に溶け込みにくいという課題もある。移住者が町の人たちと接点を持ち、架け橋になれるような仕組みが必要であり、そのためには、官民連携をさらに強化していくことが必要である。
  • 都農町では、移住者が住むところが不足しているという課題がある。一軒家や「ペット可」の物件が少なく、田舎暮らしのイメージに合わない場合が多い。また、一人暮らし向けの住宅もほとんどない。空き家は供給されないまま放置されており、これでは、移住者のニーズには応えられない。空き家対策は、県と町が連携して積極的に進めるべきである。空き家を有効活用したり、新たな住宅を整備したりすることで、移住者の受け入れ体制を強化してほしい。
  • 県と町との連携を強化してほしい。町の職員は通常業務に加えて、地域振興や新規事業などにも取り組んでいるが、人手や時間が限られている。事業者も協力しているが、県の支援や発信があれば、より効果的に活動できると思う。例えば、スポーツ事業は、スポーツ庁や農林水産省などから注目されているが、それはたまたま見つけてもらったからである。県が積極的に各市町村の取り組みを紹介したり、ネットワークを作ったりすることで、全国的な認知度や協力関係が高まると思う。
  • 都農町の発展に向けて、人口減少への危機感を高めることが必要である。人口減少の問題が全国で話題に上がっているが、一般的にはそこまで深刻に受け止められていないように感じる。一部の人たちは新しい取り組みをすることで、人口減少に対抗しようとしているが、町全体でそういう姿勢が必要だと思う。県でも、どうすれば町民や関係者に危機感を持たせることができるか、何か良い方法を考えてほしい。
  • 都農町の魅力と強みは、財政が厳しい中でもふるさと納税などでトップクラスの成果を出すために、官民が連携して事業者支援などを積極的に取り組んでいることだと思う。また、子育てや医療費の優遇策をはじめとする福祉施策や、まちづくりや人づくりの長期的な戦略を展開している。人口1万人という規模は、財政的な投資と効果のバランスが取れて、多様な事業に投資できる余地がある。一方で、少子高齢化や人口減少の問題は深刻であり、子育て政策により支援した人材が都市部に流出してしまうなど、子育て支援のコストパフォーマンスや効果について県でも検証してもらいたい。
  • 都農高校の閉校に伴い、中学生が卒業後に町外へ進学する傾向が強まっている。この問題に対処するために、中学校でまちづくりに関する授業や報告会を行ない、地域クラブを通じて地域住民との交流を深めるとともに、町の将来像を描く活動を行なっている。しかし、この取り組みを十分にPRできていないと感じている。教育留学や観光などの機会を通じて、都農町の魅力や特色を全国に知ってもらうことが必要だと思う。
  • 移住やUターンを考える若者に対して、仕事や住まいなどの支援が不十分だと思う。町内における20代後半から30代の女性やUターン者の割合が低く、若者が町で活躍できる機会や環境が不足している。この状況を改善するために、若者が興味や能力を発揮できる仕事を創出する仕組みづくりが必要である。また、Uターンや移住者が町に定着しやすくするために、町の魅力や特色をアピールする取り組みも重要である。
  • 都農東小学校内野々分校は、県内で唯一の分校であり、自然との触れ合いなど楽しくて感動的な体験ができる学校である。内野々分校では、本校と比べてスポーツや文化活動の機会が限られたり、本校に通学する際になじみのない環境への適応に苦労したりすることがある。しかし、これらの経験は、社会に出て多様な環境に対応する力を養う上で貴重だと思っている。この魅力的な分校の存続を強く要望したい。
  • 全国各地のまちづくりや商業環境を見てきたが、福岡などの大都市に負けないためには、システムやインフラの変革が必要だと考えている。都農町も同様に、システムを見直す必要があると思う。都農町の魅力や強みを生かして、他の市町村に負けないまちづくりをしてほしい。
  • 若者の地域離れが深刻な問題である。Uターンや移住の政策は必要不可欠であるが、移住希望者と地域のニーズとのマッチングがスムーズに行なわれていないと認識している。美郷町で事業承継の視察をした際にも、移住相談は多く寄せられているものの、成功例はほとんどないと伺った。このような状況を改善するためには、県全体で移住情報を共有するネットワークを構築することが重要だと思う。移住希望者と地域の条件が合致する場合には、県から積極的に紹介していただきたい。
  • 都農町の魅力は、祭りに対する熱量だと思う。夏祭りや冬祭りなど、都農神社周辺には町民や観光客が大勢集まる。祭りは都農町の強みであり、町内外にアピールできると思う。しかし、祭り以外の日は、まちなかに活気がない。都農高校が廃校になったことで、小中学生が進学先で町外に出てしまう現状もある。祭りの日には町に戻って参加する人もいるが、ハレの日以外にも町に魅力を感じてもらいたい。そこで、神社を起点として、デザインを統一したり、都農の文化や神話を感じられるようなコースづくりを提案する。これによって、町内の人も街中を歩きたくなるとともに、町外の人も旧国道10号から街中に入って楽しめる機会を増やすことができると思う。
  • 都農町では、子育て世代に対する金銭的な支援策が多岐にわたっており、子育て応援金や、子どもの医療費の無料化制度などが導入されている。このような支援策は、都農町に住む人々の生活を安定させるとともに、都農町への移住や定住を促進する効果があると考える。
  • 都農町は、地元の人だけでなく、県外からも注目される魅力的な町である。特に、祭りは都農町の文化や歴史を伝える重要なイベントであり、インパクトのある演出や装飾が多くの人々を惹きつけ、祭りに参加した県外の人たちからも高い評価を得ている。
  • 都農町では、働き方改革と教育格差の解消が重要な課題である。現状では、職場で柔軟な働き方ができる環境が整っておらず、子育て世代にとって負担が大きい。教育格差が、特に児湯郡内で深刻化しており、貧困家庭や教育環境の悪い家庭の子どもたちが進学や就職の機会を失っている。また、子どもをもう一人欲しいと思っているが、働き方や教育費の問題から、躊躇している。子育て世代が安心して子どもを産み育てられるようにするためには、働き方改革と教育格差の解消に向けた取り組みが必要であると強く訴えたい。
  • 私は孫と川遊びを楽しんだことがある。子どもの頃に体験した自然との触れ合いを孫にも伝えたいと思った。今の子どもたちは、自然の中で遊ぶことや生き物に興味を持つことが少なくなっている。農業も大型化や機械化が進み、家族で協力する機会や食卓で会話する時間が減っている。人間の幸せとは何かと問われる時代になっている。都農町は自然豊かで人間味あふれる町だと思う。そうした町の魅力を生かし、人間としての喜びを重視した政策を実施していただきたい。
  • 宮崎県の人口は減少傾向にあり、都農町も例外ではない。人口減少に伴い、行政サービスの維持が課題となっており、この課題に対処するためにコンパクトシティ構想を導入してほしい。都農町は自然や歴史などの豊かな資源を持ち、コンパクトシティのモデルケースとして適していると思う。県には、都農町をコンパクトシティのモデルケースとして選定し、まちづくりの方策や支援策を示していただきたい。
  • 国の農政に対する不満を述べたい。国は田んぼや牛舎の整備を促しながら、減反や削減を強いてきた。和牛の価格も暴落した。国の計画は不安定で、農業を支援する姿勢が感じられない。自給率や食料安全保障という言葉は聞くが、具体的な目標や施策は見えない。農家は投資ができず、将来に不安を抱えている。国は食料というものを本気で確保しようとしているのか疑問である。

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 知事総括

  • 今回のフォーラムでは、人口減少対策や魅力発信など、さまざまな課題やテーマについて、皆さまから貴重なご意見を伺うことができた。若い世代から高齢者まで、幅広い層の参加者が集まり、都農町の魅力や活力を発見する機会になった。
  • 都農町は地域づくりにおいても、住民主体で経営や協働を進めている素晴らしい町である。今後も、県としてしっかりと連携を図りながら、都農町のさらなる発展を応援していきたい。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3003

メールアドレス:kohosenryaku@pref.miyazaki.lg.jp