掲載開始日:2026年3月6日更新日:2026年3月6日

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宮崎県知事定例記者会見(2026年2月17日)

項目

 配布資料

日向坂46「ひなたフェス2026」の開催について

私から何点か発表とコメントをさせていただきます。

まず、資料はないのですが「ひなたフェス2026」の関係です。既に主催者から発表されておりますが、2回目となる人気アイドルグループ日向坂46によります「ひなたフェス」が、今年9月5日、6日の2日間にわたって、サンマリンスタジアムを中心としたひなた県総合運動公園で開催されることとなりました。

前回の様子をモニターに映しておりますが、2日間で4万人、経済効果も29億円という大きな効果が及んだところでありますし、特にファンの皆さんは「おひさま」と呼ばれておりますが、ゆかりの場所を巡って県内を周遊していただいた、そのような観光面でも大きな効果がありますし、サンマリンスタジアムはこれまで、天然芝であるがゆえに野球だけの活用でありましたが、初めて音楽イベントなどでも活用するという道も開けたところであります。「ひなた」という名前で繋がったご縁を活かしながら、このような大きな広がりがもたらされた前回のフェスでありましたが、2回目の実現に向けて、関係者への働きかけなども行い、受入環境の整備などにも努めてまいりましたが、実現するということで大変嬉しく受け止めております。

この時期、県内の宿泊施設の予約が満杯状態だということで、そのような効果というものも大変楽しみにしているところであります。タクシーの運転手さんといろいろとキャンプを巡って話をしたりするのですが、「この9月も大変そうですね」というようなことも言われ、既に様々な動きがあるようです。

大事なことは、フェスの成功に向けて、関係機関と連携しながら万全の受入態勢を整えていきたいと考えております。改めて開催の決定をいただいたことに対する心からの感謝を申し上げ、日向坂46および「おひさま」の皆さんを、県を挙げて歓迎したいと考えております。

「日本のひなた宮崎 国スポ・障スポ」大会プロモーションビデオ(PV)の完成について

国スポ関係について3点ほど発表いたします。

いよいよ来年に迎える国スポ・障スポであります。その機運醸成を図っていきたいということで、大会のプロモーションビデオを制作いたしました。この記者会見終了後、大会公式のウェブサイトやYouTubeチャンネルで紹介していくこととしております。

ポイントが5つほどありまして、まず1点目としましては、開閉会式の会場となります「KUROKIRI STADIUM」で撮影した都城市の小学6年生1600人、すごいですね。よくこれだけの小学生に協力いただいて、撮影ができたものだなと思うのですが、テーマソングである「ひなたのチカラ」ダンスです。昨年11月、都城市の教育委員会のご協力によってこのような撮影を行うことができたということであります。感謝を申し上げます。そして、スポーツを実際にする様子、応援する様子。これも実際の大会の映像を活用しているものであります。スポーツの魅力、迫力が伝わる映像ではないかと思います。それから大会を支えるボランティアや、県民の大会に寄せる期待などをメッセージとして伝えていただいております。ぜひ県民総参加型のおもてなしの心あふれる大会を目指していこうと、そのような大きな目標を掲げておりますので、そういったものを象徴する、さらには観光です。スポーツの大会に参加するだけではなく、宮崎県の魅力を堪能していただきたいということで、宮崎の雄大な自然、神楽なども取り入れたということであります。

実際のプロモーションビデオの一部をここでご覧いただきます。

(動画放映)

もっと見ていたいような感じがしますが、やはりスポーツの映像は、ミラノコルティナオリンピックでも本当にわくわくする思いでありますが、スポーツの魅力を感じますし、そしてそれを盛り上げていこうという「ひなたのチカラ」ダンス。ひなたカラーのTシャツもあれだけ枚数が揃ったものだなとか、いろいろなところに感心しますが、しっかりとこれを活用して気運醸成、そして本番に向けて様々な準備を進めていきたいと考えております。この映像は、本日の宮崎カーフェリー宮崎港発の便から、客室内のテレビで放送するということでありまして、様々な場面でこの映像を使って気運醸成を図っていくということであります。

ひなたTENNIS PARK MIYAZAKIの供用開始、オープニングセレモニー及びイベントについて

次は施設の完成について、ひなたTENNIS PARK MIYAZAKIの整備を進めてまいりましたが、全面完成の日時、そしてオープニングセレモニー等の日程が決まったということで、供用開始日は3月21日で、この日にオープニングセレモニー及びイベントを行うということであります。場所は今回新たに整備したインドアコート内で行うということで、時間等を資料に整理しておりますが、ゲストとして国民栄誉賞も受賞されました元プロ車いすテニス選手の国枝慎吾選手をお迎えするということで、屋外コートのときは伊達公子さんと打ち初めをさせていただきましたが、今回は国枝選手と私によるラリー、ラリーというと何回か往復するというイメージかなと思ってプレッシャーを感じておりますが大変光栄に思っております。国枝選手に来ていただくということは非常にポイントでありまして、ハードコートを今回整備したことで、車いすテニスが利用できるわけでして、アピールするということもありますし、今までいわゆるオムニコートが多い中で、車いすテニスをやりたくてもできなかったという方もおられるかと思いますが、これからどんどん普及を図っていきたい。そのようなことのアピールとして、ぜひ国枝選手の姿を皆さんに受け止めていただければと思っております。セレモニー終了後の午後からは県テニス協会主催のジュニア大会、そしてテニスクリニックなども行われるということであります。

ここにある写真は1月末時点の状況ということで、資料にありますように屋外コートは3列目もまだできていない状況でありますが、インドアコートはほぼ完成して形が整ってきております。巨人の阿部監督も「あそこに何かできているけどなんだろうな」という話もされていましたが、やはり来場される方の目に留まって、新たな拠点がこうして整ったということであります。

改めてでありますが、全豪オープンと同じサーフェスです。それから雨天でも利用可能なインドアコートを整備したということ、多くの部屋を有する管理棟を整備したということで、様々な大会、そして合宿の拠点として活用ができるような施設ということであります。

早速でありますが3月の終わりからは、このように大会が次々と決まっているところであります。特にスポーツランドの関係で申し上げておりますのは、春と秋冬のゴルフシーズンのみならず、プロ野球のキャンプなどが一段落した後もこのような大会、スポーツで賑わうことは、経済効果も含めて大変楽しみに思っております。本県は6月7月なども、観光客という面で大きな課題があるところでありますが、スポーツを通じて観光、まさにスポーツ観光を日本一挑戦プロジェクトでも掲げており、特にテニスなどはこのような大会が次々と決まっているという状況であります。

アスリートタウン延岡アリーナの供用開始、オープニングセレモニー及びイベントについて

最後に延岡アリーナについて、いよいよ全面完成の日程が決まったということで、供用開始日は今年の4月18日で、資料にありますように、ゲストとして旭化成柔道部 中村兼三総監督と王子谷コーチをお招きして、先ほど打ち初めという話がありましたが、オープニングイベントとしては、私と延岡市長による柔道イベントということになっておりまして、これは先ほどのテニスのラリー以上に少し無理があるのではないかと思いますが、私、柔道は全く経験がないんですね。学校の授業なども受けたことがないのですが、いずれにせよ、柔道イベントをやりながら午後からは体験コーナー、また様々なスポーツクリニックなども行うということであります。詳細については、延岡市とともに現在準備を進めているということであります。

この写真も1月末時点の状況ということでほぼ形ができていますし、メインアリーナは、木材のイメージがとても強く出ているのではないかと思います。きっと香りなどもして、フレッシュな、そして柔らかいアリーナになってるのではないかと思います。

今回、テニスコートの全面完成、それから延岡アリーナの完成ということで、県が整備してまいりました主要施設は、これで整備が完了するということになります。「KUROKIRI STADIUM」、「パーソルアクアパーク宮崎」、それから自転車の競技場「ベロドローム宮崎」。それに加えて、この2つの新たな拠点の整備も完了するということであります。これを活用して競技力の向上、そして国スポ・障スポ本大会の成功ということはもちろんですし、先ほどのテニスの話題でも申しましたように、さらなる「スポーツランドみやざき」の発展に繋がるような活用、そして「ひなたフェス」の話題で申し上げましたスポーツ施設をイベント等でも活用していくというような形で、いろいろな意味での広がりを考えていきたい、進めていきたいと考えております。私からは冒頭以上であります。

質疑応答

「日本のひなた宮崎 国スポ・障スポ」大会プロモーションビデオ(PV)の完成について

(NHK)

国スポ・障スポのプロモーションビデオの完成について、改めて、いよいよ近づいてくるのかなという感じが映像を見て高まってきましたが、知事としても映像が完成して、だんだんと本大会の開催、開会式などのイメージができているのかなと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。

(知事)

国スポ・障スポといっても、県や市町村、そして競技団体は、これまでも様々な準備に取り組んできましたので、それに向けてということで想いが高まっておりますが、一般の県民の皆さんにとってはまだまだというところがあるのだと思います。ただ、それぞれの市町村においても様々なおもてなしなどが今後行われるところでありますし、大会の準備をさらに進めていく上で、そして協力していただく上で、このようなプロモーションビデオ等を観ていただきながらスポーツの魅力も含めて、大会に向けてのわくわく感、これを成功させていこうというトータルでの県民の気運というものを高めていきたいと考えております。

ひなたTENNIS PARK MIYAZAKIの供用開始、オープニングセレモニー及びイベントについて

(NHK)

テニスコートも全面オープンということで、すごいゲストの名前も入っていますけれども、今後の大会もどんどん決まってきて、それなりに費用もかかったかもしれませんが、これだけの大会がすぐに開催できるということに関しては実際に整備した県としてどう受け止めていますか。

(知事)

国スポ・障スポの開催をきっかけとして様々な施設の整備を行っておりますが、それだけに留まらず、いろいろな効果が及んでいるということを改めて実感いたしますし、特に思い切って24面全面ハードコートにしたことでテニス協会からも評価をいただいて、このような大きな大会誘致に繋がっているということです。とても手応えを感じております。それぞれまだ開催の経験がないわけでありますが、実際に海外の選手も含め、それが発信されることによる効果というものも大きいと思いますし、それを我々も、それから県民の皆さんも徐々に実感することで、スポーツを生かしたさらなる宮崎の発展に繋げていこうという思いを共有できるのではないかと。様々な施設整備の中でもテニスというと本当にそのような効果が出ているということがわかりやすい種目の1つなのかなと考えております。自転車競技にしても先日の高校の合同練習や、プロスポーツチームの合宿ということでこれもいろいろな報道をしていただきましたが、しっかりとそういったことをこれからも多くの皆さんと共有して、宮崎のさらなる地域の活性化にも繋げていきたいと考えています。

アスリートタウン延岡アリーナの供用開始、オープニングセレモニー及びイベントについて

(NHK)

延岡のアリーナも供用開始が決まったということで、KUROKIRI STADIUMでは先週、ラグビーリーグワンDivision1の試合が初めてできたりと、県の施設がすごい認められているといいますか、素晴らしいものとして早速使われたり、トップレベルの大会が行われたりということがあると思いますが、延岡のアリーナもそのような全国的にもというような思いはいかがですか。

(知事)

まずKUROKIRI STADIUMで先日ラグビーリーグワンDivision1という最高レベルの公式戦が開催されたと、去年のこけらおとしはDivision2という段階でありましたが、そのような公式戦を開催することができたということ、そして実際に私もチーム関係者からお話を伺いましたが、このスタジアムがとても素晴らしいということで高い評価をいただいて、手応えも感じているところであります。一方で実際に行ってみて、駐車場などの車の誘導も含めて、大きな試合を開催するときの全体としての受け入れノウハウもしっかりと磨いていかなくてはならないと改めて感じましたので、良い施設ができたという評価というものに手応えを感じながらも、それをさらにより良く活用していく、そのノウハウをしっかりと高めていきたいと考えております。

ご質問の延岡のアリーナについてもいよいよ全面完成ということになりますので、メインアリーナ・サブアリーナを両方活用することによって、より大きな大会の誘致にも繋がっていくということもありますし、延岡市とも連携を図りながら、陸上や柔道部を持っている旭化成との連携を図りながら、いろいろな大会の誘致、そして、スポーツの振興に向けてフル活用していくことができればと楽しみにしています。

「日本のひなた宮崎 国スポ・障スポ」に向けた主要施設の完成について

(宮崎日日新聞)

国スポに向けた主要施設の整備が完了するということで、とても大きな節目だと思うのですが、改めて知事の今のお気持ちや心境を教えていただいてよろしいでしょうか。

(知事)

国スポに向けた様々な準備という中で、施設をしっかりと整備していく、それが本大会の成功、円滑な受け入れに結びついていきますので、物価高、資材高や現場の人材確保など、いろいろな課題がある中で、事業者の皆様に協力をいただきながら順調に進んできたことを大変ありがたく思っております。そして、施設ができて終わりということではなく、その活用というものも進んでいる。それは大変重要なことですし、手応えも感じております。

そしてやはり県内に分散して整備したことの効果というものをそれぞれの地域に及ぼしていくということ。それぞれの地域では、いろいろな大会や合宿を誘致するには、もっと宿泊施設が必要ではないかという声も上がっているということで、この施設整備をきっかけとして地域がいろいろと動き出していると感じております。今回の当初予算でも宿泊施設のさらなる整備や誘致を支援するメニューも用意しておりますので、これが可決されたら、しっかりとそれを有効利用し、それぞれの地域と連携しながら、より良い地域振興の循環を実現していきたいと考えております。

アスリートタウン延岡アリーナの供用開始、オープニングセレモニー及びイベントについて

(読売新聞)

アリーナの完成に関連してお伺いですけども、九州だと他に佐賀県や長崎県も新しいアリーナが誕生して、特にそこだとバレーボールのSVリーグやバスケットボールのBリーグが非常に盛り上がりを見せている中で、現在宮崎としては、屋内スポーツのプロチームはないわけですけども、今回の完成を機に、県内でもプロチーム誕生の気運が高まっていくかもしれませんが、現状としてプロチームについてどのようにお考えでしょうか。

(知事)

特に屋内、バレーボールとかバスケットボールの大会、いろいろなリーグ、とても盛り上がっているところを見ております。これまでになく関心も高まり、また集客力もあるということで、以前宮崎でもバスケットボールのプロチームがあったのですが、残念ながら続かなかったという状況がある中で、せっかく環境を整えたものを使って、そういったチームを立ち上げようというような動きが広がっていけばという思いはあります。そのようなリーグ関係者が来られていろいろな説明会や情報提供もされたという報道を先日、目にいたしました。まだ具体的に何かがということはありませんが、行政としてスポーツ施設の整備というものを1つのきっかけに、我々の役目としながら民間も含め、それから競技団体も含めて、いろいろな将来に夢のある展開が実現すればと思います。

そして先日、テゲバジャーロの現在行われているリーグのホーム開幕戦を見に行きましたが、今までになくお客さんも多い。それから応援の風景もJ3のときとは全然違うなと。あのフラッグもとても大きくなって、多くの人が応援している。やはり自分たちのチーム、我々は合宿で来ていただいているチームを応援するという楽しみがあるにせよ、宮崎に拠点を置くチームを応援する楽しさというのを、改めてテゲバジャーロ宮崎の躍進で県民も実感したところでありまして、ぜひサッカーにしても、野球はサンシャインズなど動いておりますが、そのようなチームをしっかりと盛り上げていく、今回の当初予算でも応援していこうというようなメニューも用意しましたが、せっかくスポーツランドを掲げている宮崎において、人口規模や経済規模の課題はあるにせよ、プロチームというものを作っていこうという気運に結びついていくことができればというように思います。

「スポーツランドみやざき」について

(宮崎日日新聞)

国スポ・障スポに向けて今回のように競技施設が次々と完成して、「スポーツランドみやざき」の魅力がますます高まっていると思うのですが、知事の思い描く「スポーツランドみやざき」のゴールというか、目指すべき姿、形というのはどのようなものなのか、お考えをお聞かせください。

(知事)

ゴールといいますか、宮崎の温暖な気候であったり豊かな自然、そして長年にわたって様々なスポーツ合宿、大会を受け入れてきたノウハウの蓄積というものがありますので、それをもっともっと地域振興に活用することができるのではないかと、そのような思いのもとで、現在、日本一挑戦プロジェクトでもスポーツ観光という名前で、もっと経済効果に結びつけていこうということを掲げております。スポーツランドで言えばそれを全県化する、多種目化を図っていく、通年化を図っていくというような方向性で取組を進めておりますが、国スポ・障スポというものを1つのきっかけにしながら、確実にその方向に結びついているのではないかなと。テニスにしても、自転車競技にしても、これまで以上に様々な大会や合宿が誘致できるような環境が整い、今申し上げましたようなスポーツを地域の振興に生かしていくことができますし、サーフィンなども以前と比べると、大きな大会、国内外の大会が開催されるようになってきております。もっともっとそういったポテンシャルをさらに伸ばしていくということです。

現在、侍ジャパンが合宿中でこれだけメディアの注目をいただいて、国民の注目があり、多くの来客もあり、そして経済効果に結びついているというのは、まさに「スポーツランドみやざき」のこれまでの取組の成果を、今まさに我々が実感しているということでありまして、ラグビーの日本代表にしても、いろいろなものにしても、今までにない良い取組が進められております。ゴールということではありませんが、広がりの方向自体は確実に実感することができるのではないかと思います。

(宮崎日日新聞)

目指すべきところというのがたぶん知事の中であるとは思うのですが、そこに向けて、現段階で宮崎県はどのようなステージにあるのかというのをお聞かせください。

(知事)

よく表現しますけど「スポーツランドみやざき」のこれまでの取組が確実に次のステージに上がってきているなと考えております。国スポ・障スポを契機としたこのような施設整備であったりいろいろな取組というものが、これまでのプロ野球やサッカーの合宿、ゴルフが人気ですねというだけにとどまらない、大きな広がりを見せているなと思います。

「日本のひなた宮崎 国スポ・障スポ」開催後の施設の活用について

(UMK)

先ほど何回かおっしゃっていたと思うのですが、国スポ・障スポを終えた後のこういった施設の活用について、改めて教えていただけませんでしょうか。

(知事)

現在整備している主要施設は、国スポ・障スポに向けて整備しているところでありますが、それだけが目標ではないということ、それを1つのきっかけとして、テニスであれば世界基準のコートを作ることによって、現在の「スポーツランドみやざき」をさらにその次のステージへ引き上げていく。さらにいろいろな効果、経済効果も含めて発揮できるように進めてきているものであります。手応えは感じているところでありますので、しっかりといろいろな可能性というものをさらに追求していきたいと思います。

「スポーツランドみやざき」について

(朝日新聞)

同じ内容の質問を少し言葉を変えてお伺いします。スポーツランドのゴールという質問がありましたけれども、宮崎県が抱える課題として、若者が県外に流出して戻ってこない。これが人口減少や地域経済あるいは地域の生活基盤を支えることの低下に繋がっている。ここを何とかしなければいけないということがずっと課題だと思うのですが、この経済効果を通じて例えばシビックプライドの醸成だったり、雇用者数の増加というものに繋げていかないと、課題の解決には結びついていかないと考えているのですが、そのあたりについて知事はどのようにお考えでしょうか。

(知事)

そこは確実に進んでいるものと考えております。先ほど言いましたように、従来のスポーツランドというと、プロ野球やサッカーの合宿、そしてゴルフというところにとどまっておりましたが、それをさらに上の段階、日本代表レベルのものを招いてくることや、他の種目もさらに振興を図っていくことで経済効果に繋げ、シビックプライドという表現をされましたが、宮崎の魅力や住む我々にとっての誇りに繋がるような取組というものは、確実に進んでいるのではないかと。

例えばサーフィンなどの振興を図っていくことで青島などへの移住者も増えている。先日、川南町で地域の皆さんと意見交換をしたときは、サーフィンで移住して農業をされている方もおられますし、ゲストハウスを運営しているといったようなことも聞きましたし、自転車競技が好きだからということで移住してきましたという方もおられました。まさに宮崎の強みであるスポーツが移住や様々な経済効果に繋がっている。そして、プロ野球の合宿といえば宮崎だねということは宮崎に住んでいる我々なら思いますし、メディアを通じてこれだけ発信されていることがシビックプライドであったり、宮崎の誇りに繋がっているということを実感しております。

「宮崎県の人口」(令和7年10月1日現在)について

(読売新聞)

昨日発表された県の人口調査結果についてお伺いさせていただきます。昨年1年間の県の人口が発表されて、前年よりも1万3000人ほど少ない101万7000人という数で、昨年と比較して社会動態・自然動態ともに数が悪化したという結果でしたが、今回のこの結果の受け止めと、来年度当初予算でも人口減少社会に対応した事業も数多く組み込まれていますけども、改めて人口減少社会に県としてどのように対応していくのかお伺いします。

(知事)

人口減少というのは長期に渡って見込まれているものでありまして、突然急激に変化が起こったというものとしては受け止めておりません。可能な限りその減少の速度を緩めていくということとあわせて、それを前提とした適応を図っていくことをより強く打ち出したというのが、今回の当初予算も含めてのポイントであろうかと考えております。

国全体を考えましても、コロナ禍で少し地方回帰の動きがあったものが、元に戻って東京への一極集中が進んでいるのではないかということが全国的な課題となっておりますし、そのことによる様々な税源偏在も含めていろいろな課題、これは全国的にしっかりと議論し解決策を導いていこうという大きな流れがある中で、本県においても、例えば高校生の県内就職率では、右肩上がりだったものが県外への動きというものがじわっと増えているのが現在の状況かと考えております。

大事なことは、宮崎で仕事をして、子供を産み、育てるというような環境をより整備することで、人口減少対策や人口減少社会への適応を図っていくということが重要であろうかと思います。これは何か1つのことをやれば全て解決ということではありませんので、子育て環境を整備するということで、今回授乳室を整備することもやりますし、社会減対策などもいろいろと取組を進めている、婚活から始まって子育てまで支援する。それからやはり働く場の環境整備、特に中山間等も意識しながら若者・女性の受け皿となるような空き家の改修などもさらに進めていこうということで、いろいろな段階で手を打っていくということが大事であろうかと思います。

昨日の政労使会議の中で少し紹介したのですが、ニューヨークにある県人会の会長さんが会計事務所で勤めておられて、その方が4月から宮崎に事務所を設置するという報告を受けましたけど、アメリカが夜休んでいるときも、時差の関係でこちらでは働くことができるということで、インドには既に拠点があるということですけど、同じ様に宮崎や東京にも拠点を置いていこうと。リレー方式で、24時間体制で仕事ができるようにと。ネットで繋がっている状況の中で、宮崎においてもそのように仕事ができるんだというようなこともおっしゃっていて、宮崎の子供たちにもこういうような機会やチャンス、やり方があるんだというような目を開くきっかけになるのかなと思いますし、それから日機装などいろいろなところがUターンの受け皿にもなっていますというような話も伺っておりまして、引き続き、様々な企業立地・誘致を図る、地場の産業の振興を図って受け皿を増やしていく。人口の問題は本当に多岐にわたる論点がありますので、長くなってしまいましたが、いろいろなところにこれからもしっかりと手を打って、国全体、そして本県としても最重要課題の1つという思いで取り組んでいきたいと思います。

第51回衆議院議員総選挙の結果について

(毎日新聞)

もうだいぶ前のような気もしますが総選挙がございまして、宮崎県内3つの小選挙区のうち、全国的には大変好調な高市自民党の候補が勝利したのが1つしかございませんでした。あとの2つは野党ということでした。各選挙区の個別具体的な事情が大きいのかもしれませんけれども、今後の県政にとって、この状況を影響も含めてどうお考えになっていますか。

(知事)

まずは本県選出の議員も含めて、全国で今回当選された方々に心からのお祝いを申し上げたいと思います。今回は過去にないような国全体としての結果となった中で、今ご指摘があったように、本県では全国の傾向と少し異なるような状況もあった。これはご指摘があったようにそれぞれ様々な事情を背景としたものでありますが、結果的に比例の復活も含めて、様々な国政のチャンネルがその前の時点よりも増えたということは前向きに受け止めて、ぜひ様々なチャンネルを通して国政に地元の声を伝えていくという役割を果たしていただければと思いますし、そのような思いでそれぞれの選出議員とは連携を図っていきたいと考えております。

(朝日新聞)

今の質問に関連してお伺いします。知事の政治的判断に関わることですけれども、投開票日の前日、知事ご本人は江藤さんのところに行かれて、奥様は武井さんの最終演説の応援に立たれた。それから、投開票日当日は古川さんのところに行かれた後に江藤さんのところに行かれた。事前の情勢調査では、1区2区については非常に競っているというところもあったわけですけれども、知事としてはどういったご判断のもとにそのような行動をとられたのかという背景を教えていただければと思います。

(知事)

これまでに接点のある議員、候補者、そして求めがあった候補者のところに足を運んで激励をさせていただいたということになります。また、1区2区3区とある中で、体も1つですし時間も限られるので、全てを自分自身が回ることができないということで手分けをしたということになります。

(朝日新聞)

選挙中に取材で街頭演説を聞いていて、1つ気になったことがありまして、与党議員が選出されていない選挙区には国からの予算がつかないという、一種のキャンペーンみたいなものがあって、私はこれを「自民党長期政権の政治経済学」という本を昔読んだななんてことも思い出しながら聞いていたのですが、実際のところ、与党議員が輩出されていないと予算がつかないなんていうことはあるのでしょうか。

(知事)

具体的に数字なりでそこを整理したことはないのでわかりません。付かないということはないと思いますが、ただ様々な地元の要望や提案を伝えるのに、やはり政権与党とのパイプが繋がっているほうが心強いということはあるのだと思います。

知事のこれまでの実績について

(西日本新聞)

知事の4期目の集大成に入ろうというところかと思いますけれども、これまでの15年間で、知事が自分の実績だと思うことをお聞かせください。

(知事)

たくさんあろうかと思いますが、特に今日はスポーツの話題が多くなっておりますが、今回の2巡目の国体、国スポを迎えるにあたって、スポーツ施設を分散で整備するということは、これまでにない考え方、従前の昭和54年国体のときとは違うことを踏み出したということ、またそれにも絡みますが、県内の高速道路も含めてインフラ整備が進んできたというようなことを背景として、そのように決断し、人口減少社会においても県内それぞれの地域がスポーツも含めた宮崎の強みを活かして振興を図っていくんだという流れというものを作ってきたのかなという思いはしております。

自分が1期目のときから振り返ると、口蹄疫や様々な自然災害、コロナへの対応というものも着実に図りながら、人口減少や様々な環境変化の中でも、宮崎が将来にわたって発展できるための基盤というものを作ってきたという思いはあります。それが強みであるスポーツや食。食では全国和牛能力共進会での好成績や輸出の伸びなど、そういったところにも結びついているのかなと思います。あまり言い出すときりがなくなりますのでこれぐらいにします。

次期宮崎県知事選挙について

(西日本新聞)

年末には知事選が行われるだろうと思います。東国原前知事がまた立候補の用意をしているとか、周囲の方たちが推そうとしているというような動きがあるようですけれども、今の時点で、知事が東国原県政をどのように総括されているかということと、東国原さんがもし再び知事選に出られるとしたら、どのようなことをお考えになるかということをお聞かせください。

(知事)

よく東国原県政についてということで言われますけど、私はそのとき副知事でしたからね。一緒に仕事をして、一緒に同じ方向を向いて、自分としても全力で支え、一緒に仕事をしてきたという思いがあります。そのときのことをどうこうということではありませんが、いずれにせよ、そのときは東国原さんの発信力も含めてそれを活かして、残念ながら官製談合があったり鳥インフルエンザがあったりいろいろなことがあるところを、宮崎の発信に結びつけてきたということはあろうかと思います。ただ前回の選挙のときに申し上げたのですが、やはりなぜ今さらという思いは強いところがあります。今は年末に想定されるであろうところへの意欲を示しておられるのではないかというような情報ということでありますが、今さらという表現については前回の選挙と同様な思いはあります。

(西日本新聞)

先日牧水賞の授賞式があったときにも、名前はお出しにならないけれども東国原さんと聞いた人も思われるような言及があって、少しディスっているのではないかというように受け取った人も多かったのですが、やはり今さらということですけど、どのように評価されたのか。

(知事)

ディスるという表現をされましたが、私はおとしめるといいますか、そのような評価をしたことはないです。あのときに、県民から求められていることに対してどういった点で力を発揮されたのかというところを、今申し上げましたように、発信力を生かして、大変な状況からそのムードを転換して宮崎を発信したということは、とても大きな役割を果たされたのではないかなというように思います。ただ、その後、しばらく間が空いて、いろいろな方向に向いておられながら、帰ってきたいといいますか、それについては「なぜ今さら」という感想を持ちましたということであって、そこはぜひ正確に受け止めていただければと思います。

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総合政策部秘書広報課広報戦略室報道担当

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