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掲載開始日:2010年3月9日更新日:2010年3月9日

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【2008年漁業センサス】漁業就業者

漁業就業者数~漁業就業者数は10.4%減少~

漁業就業者数(海上作業に30日以上従事した者)は3,360人で、前回に比べ389人(10.4%)減少した。【表14,図12】
地域別にみると、漁業就業者が最も多いのが県北の1,461人(構成比43.5%)、次いで県南1,173人(同34.9%)、県央726人(同21.6%)の順となっている。
これを前回と比べると、すべての地域で減少しているが、特に県南及び県央の減少率(それぞれ-16.8%及び-13.4%)が高い結果となった。【表15,図13】
また、本県の動きを全国と比べると、減少率は全国値(-6.9%)を3.5ポイント上回っており、就業者数の全国順位は24位であった。

図12漁業就業者数の推移

 

表14.漁業就業者数(単位:人)
調査年
昭63
平5
平10
平15
平20
宮崎県 漁業就業者数 6,370 4,994 4,277 3,749 3,360
対前回差 -400 -1,376 -717 -528 -389
増減率(%) -5.9 -21.6 -14.4 -12,3 -10.4
全国 漁業就業者数 392,392 324,886 277,042 238,371 221,908
対前回差 -54,144 -67,506 -47,844 -38,671 -16,463
増減率(%) -12.1 -17.2 -14.7 -14.0 -6.9

注意:漁業就業者とは、満15歳以上で過去1年間に漁業の海上作業に30日以上従事した人をいう。

図13地域別漁業就業者数

表15.地域別漁業就業者数(単位:人)
調査年
平10
平15
平20
4,277 3,749 3,360
県北 漁業就業者数 1,725 1,501 1,461
構成比(%) 40.3 40.0 43.5
増減率(%) -2.0 -2.3 -2.7
県央 漁業就業者数 883 838 726
構成比(%) 20.6 22.4 21.6
増減率(%) -2.1 -2.5 -13.4
県南 漁業就業者数 1,669 1,410 1,173
構成比(%) 39.0 37.6 34.9
増減率(%) -1.9 -2.3 -16.8

自営・雇われ別漁業就業者数~自営漁業のみに従事した者は20.2%減少~

漁業就業者のうち、個人経営体の自営漁業のみに従事した者は1,395人で、前回に比べ353人減少した。また、それ以外(自営漁業を行いながら他に雇われて漁業に従事する者及び雇われての漁業のみに従事する者等)は1,965人であった。
本県と全国との構成比を比較すると、全国では自営漁業のみに従事した者が63.6%であるのに対し、本県ではこれを22.1ポイント下回る41.5%となっている。【表16】
また、新規漁業就業者は19人であった。【表17】

表16.自営・雇われ別漁業就業者数(単位:人)
区分 漁業就業者数 構成比(%) 対前回
増減率(%)
調査年 平15 平20 平15 平20 平20
宮崎県 漁業就業者 3,749 3,360 100.0 100.0 -10.4
自営漁業のみに従事 1,748 1,395 46.6 41.5 -20.2
漁業雇われ 1,965 58.5
全国 漁業就業者 238,371 221,908 100.0 100.0 -6.9
自営漁業のみに従事 169,071 141,053 70.9 63.6 -16.6
漁業雇われ 80,855 36.4

注意:平成20年は「漁業雇われ」について把握方法の見直しを行なったことから、概念上これと一致する前回値が存在しない。
雇われて漁業に従事する者については、前回調査では、漁業を自営していない沿海市区町村の世帯のうち漁業経営体に雇われて漁業に従事している者がいる
世帯について「漁業従事者世帯調査」を実施して把握していたが、今回の調査では、前述の調査を止め、雇い主である漁業経営体の側から、非沿海市区町村に居
住している者を含めて把握した。このため、今回の調査結果には、非沿海市区町村に居住している漁業雇われ者が新たに加えられている。

表17.新規就業者数(単位:人)
区分 新規就業者数 構成比(%)
19 100
個人経営体の自営漁業のみ漁業雇われ 5 26.3
14 73.7

注:新規就業者とは、過去1年間に漁業で恒常的な収入を得ることを目的に主に漁業に従事した者で、

  1. 新たに漁業を始めた者
  2. 他の仕事が主であったが漁業が主となった者
  3. 普段の状態が仕事を主としていなかったが漁業が主となった者

のいずれかに該当する人をいう。
なお「個人経営体の自営漁業のみ」については、前述のうち海上作業に30日以上従事した者を新規就業者とした。

性別・男子年齢別漁業就業者数~男子55歳以上の割合が48.9%~

漁業就業者を性別にみると、男子は3,199人(構成比95.2%)、女子は161人(同4.8%)となり、前回に比べ男子が8.5%、女子が36.6%減少した。
男子の漁業就業者について、年齢階層別の構成比をみると、割合が高い順に65歳以上が23.6%、次いで55歳~59歳が14.9%、50歳~54歳が10.7%の順となっており、男子55歳以上の階層の割合が48.9%を占めている。
漁業就業者に占める男子65歳以上の割合の全国順位は32位であった。【表18,図14,図15】

表18.性別・男子年齢別漁業就業者数(単位:人)
区分 漁業就業者数 構成比(%) 対前回増減率(%)
調査年 平10 平15 平20 平10 平15 平20 平10 平15 平20
宮崎県
4,277 3,749 3,360 100.0 100.0 100.0 -14.4 -12.3 -10.4
  男子 4,008 3,495 3,199 93.7 93.2 95.2 -12.1 -12.8 -8.5
  15~19歳 71 51 45 1.7 1.4 1.3 16.4 -28.2 -11.8
20~24歳 136 156 121 3.2 4.2 3.6 -34.6 14.7 -22.4
25~29歳 196 138 192 4.6 3.7 5.7 -18.0 -29.6 39.1
30~34歳 219 207 165 5.1 5.5 4.9 -28.4 -5.5 -20.3
35~39歳 268 198 225 6.3 5.3 6.7 -38.5 -26.1 13.6
40~44歳 401 239 213 9.4 6.4 6.3 -32.1 -40.4 -10.9
45~49歳 515 375 236 12.0 10.0 7.0 17.0 -27.2 -37.1
50~54歳 438 509 358 10.2 13.6 10.7 -11.3 -16.2 -29.7
55~59歳 453 393 502 10.6 10.5 14.9 -29.0 -13.2 27.7
60~64歳 562 382 350 13.1 10.2 10.4 -5.4 -32.0 -8.4
65歳以上 749 847 792 17.5 22.6 23.6 35.0 13.1 -6.5
女子 269 254 161 6.3 6.8 4.8 -37.7 -5.6 -36.6

図14性別・男子年齢別漁業就業者数

図15男子年齢別漁業就業者数の推移

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