トップ > くらし・健康・福祉 > 保健・健康づくり > 感染症対策 > 宮崎県コロナウイルス感染症対策特設サイト > 県民の皆さま > 新型コロナワクチンに関する情報 > ファイザー社ワクチン(コミナティ)、モデルナ社ワクチン(スパイクバックス)接種後の心筋炎・心膜炎について
掲載開始日:2021年10月19日更新日:2023年4月13日
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頻度としてはごくまれですが、新型コロナワクチンの接種後に心筋炎や心膜炎を疑う報告がされています。mRNAワクチン(ファイザー社ワクチン、モデルナ社ワクチン)接種後については、高齢者よりも思春期や若年成人に、女性よりも男性に、より多くの事例が報告されています。
日本で接種が進められているmRNAワクチン(ファイザー社ワクチン、モデルナ社ワクチン)について、初回接種後に副反応を疑う事例として報告された心筋炎や心膜炎の状況を厚生労働省において解析された結果、ファイザー社ワクチン、モデルナ社ワクチンのいずれも10代・20代の男性の報告頻度が他の年代と比べて高いという傾向が確認されています。
また、10代・20代の男性では、ファイザー社よりもモデルナ社ワクチンにおける報告頻度が高いことも確認されています。
第71回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第20回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(PDF:2,243KB)において、
との意見がまとめられています。
国内における3回目接種の心筋炎・心膜炎疑いの全体の報告頻度は、2回目と同様、若い方特に男性で高かったものの、2回目よりも低い傾向となっています。
また、米国やイスラエルをはじめとする海外でも同様の傾向が確認されています。
日本における4回目接種は、令和4年5月25日から開始されました。製造販売業者からの副反応疑い事例報告について専門家評価を行なった結果、心筋炎や心膜炎と評価された事例は、ファイザー社ワクチン、武田/モデルナ社ワクチンいずれも0件となっています(令和4年7月8日開催審議会時点)。
日本では、令和4年2月21日から接種が開始されました。製造販売業者からの報告について、専門家評価が行われた結果、心筋炎と評価された事例は0件、心膜炎と評価された事例が1件となっています(第81回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第6回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会)。
なお、米国における接種後の心筋炎の報告頻度は5~11歳男性の方が、12~15歳男性及び16~17歳男性と比べて低かったとされています。
(資料:第81回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第6回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会資料より抜粋(PDF:1,756KB))
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