宮崎出身の7人のシェフが 宮崎のキャビアの魅力をアピール

MIYAZAKI CAVIAR 1983発売記念レセプションを開催
平成25年11月10日、東京丸の内のレストランモナリザで「MIYAZAKI CAVIAR 1983発売記念レセプション」(主催・宮崎キャビア事業協同組合、宮崎県)が開催された。
MIYAZAKI CAVIAR 1983のお披露目となるこのレセプションでは、河野透氏、柏田幸二郎氏ら宮崎県出身のシェフが集う宮崎シェフズクラブの7人のメンバーが、MIYAZAKI CAVIAR 1983やシロチョウザメを使った料理を披露。 会場では料理評論家の山本益博氏を交えて、MIYAZAKI CAVIAR 1983の魅力を語り合いながら、世界に羽ばたく宮崎発ジャパンキャビアの誕生をアピールした。
世界でも上からかぞえるべきレベルのキャビア
(河野透さん)

河野透さん「レストランモナリザ」(東京・恵比寿、丸の内)オーナーシェフ
30年の歳月をかけた「MIYAZAKI CAVIAR 1983」が、本日、お披露目となりました。
キャビアは、ワシントン条約によって2006年から国際取引が禁止されていますので、若いシェフの中には、天然ものを食べたことがない人も増えてきています。
そこで、天然の味に近づけるために、世界中で努力が続けられているのですが、「MIYAZAKI
CAVIAR 1983」はすでに世界でも上から数えるべき指折りの品質に仕上がっていると思います。
おいしい食べ方として、私は無塩バターを塗った天然酵母パンにキャビアをのせるスタイルをおすすめしています。シャンパンや白ワイン、日本酒と合わせて味わってみてください。
今後、宮崎のキャビアがジャパンキャビアとして広く国外に受け入れられるためには、コストが課題になると思います。粘り強い努力で作り上げた素晴らしいキャビアを、ぜひ世界の皆さんにも味わっていただきたいものと思っております。
キャビアの美味しさを引き立てる「ブリニ」
「ブリニ」とは、ロシア料理の一つでそば粉入りのパンケーキのこと。ブリニにキャビアとサワークリームやジャムを沿えて食べるのが定番の食べ方だ。
MIYAZAKI CAVIAR 1983をより美味しく食べるアイテムとして、4種類のカラフルなブリニが誕生した。アレンジ・製造したのは、2012年パリで行われた国際製菓コンクールにて優勝、現在は宮崎市で洋菓子店「パティスリーアンオー」のオーナーシェフを務める芋生玲子さん。そば粉(ベージュ)、ほうれん草(グリーン)、日向夏(イエロー)、玉ねぎ(レッド)を使ったブリニに、キャビアをトッピングし、南九州産生乳使用の「高千穂バター」を添えて食する。宮崎色にあふれた、ぜいたくな一品だ。

宮崎キャビアとカラフルブリニ

ブリニを製造する芋生玲子さん

タツヤ・カワゴエ 川越達也氏
・宮崎シロチョウザメのサフラン風味のテリーヌMIYAZAKI CAVIAR 1983添え

赤坂かさね 柏田幸二郎氏
・宮崎シロチョウザメの昆布〆箱寿司梅肉乗せ (左)
・宮崎シロチョウザメの箱寿司キャビア乗せ (右)

赤坂かさね 柏田幸二郎氏
・宮崎シロチョウザメの昆布〆三種の菊の手まり酢

MIYAMADO 六本木 鶴田正美氏
・宮崎シロチョウザメのトマト味噌チーズ鍋

プリマベラ 大山五夫氏
写真左)・紅白色(全卵とトマト)の手打ちパスタ・タリアテッ 宮崎シロチョウザメのラグー・バジリコソース
写真右)三色(緑・白・赤=イタリア国旗)の手打ちパスタ・タリオリーニ 宮崎白チョウザメのラグーソース

くろぎ 黒木 純氏
・宮崎シロチョウザメの白味噌仕立て椀

レストランモナリザ 河野透氏
・宮崎シロチョウザメのマリネ クスクスサラダ添え

リストランテシルベラード 中原弘光氏
・シブレットのカップリーニ 1983 MIYAZAKI CAVIAR 1983
・モッツァレラのスプラーマ 1983 MIYAZAKI CAVIAR 1983
・宮崎シロチョウザメのサオール ヴェネツィア風
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