掲載開始日:2022年11月29日更新日:2022年11月29日

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宮崎県知事定例記者会見(2022年11月15日)

項目

配布資料

発表事項(知事発言)

宮崎県県民栄誉賞の授賞について

の方から冒頭何点か、ご報告を申し上げます。1点目は県民栄誉賞についてであります。第12回全国和牛能力共進会の宮崎県推進協議会に対し、県民栄誉賞を授与するものであります。お手元の配付資料、過去の受賞者のところをご覧いただきますと、この全共に向けた推進協議会は、第10回、第11回でも、それぞれ日本一という素晴らしい成績を上げて、それに対して贈っているところであります。なお、同じ全共に向けた協議会ではありますが、その時々で構成メンバーは変わりますので、その大会に向けた協議会に対し贈るということ。その協議会は、その大会が終われば、いわば解散して、次は北海道に向けた第13回の協議会が立ち上がることになりますので、そのような整理として今回は第12回の協議会に対し授与するものであります。

賞理由については、そこに書いてあるとおりであります。鹿児島も含めてライバルとの大変厳しい戦いでありましたが、4大会連続の内閣総理大臣賞。そして特に美味しさに着目して新設された第7区でトップを取って、日本一の美味しさ、美味しさ日本一ということがPRできるのは、宮崎牛にとりましては、ありがたいセールスポイントを得ることができたと考えております。

民として、畜産部門のみならず、宮崎県全体のイメージアップであったり、また強みのアピールにつながる、そういう成果を納めていただいたものと考えております。特に考えてみますと、鳥取全共以来、鳥取、長崎、そして宮城と続けて内閣総理大臣賞を受賞し、いわばディフェンディングチャンピオンとして、さらに引き続き良い成績を残していきたいということで臨んだ今大会であります。出品者の皆様からは、やはり代表牛に選ばれた後のプレッシャーが凄まじいものがあったということを伺っております。

、コロナも感染する状況の中で、自分も家族も万が一にも感染するようなことがあってはならない。そのことによって出品準備が立ち遅れることがあってはいけない、というような大変な努力の結果がこの素晴らしい成績に結びついたということで改めて敬意を表したいと思います。また感謝を申し上げます。

賞式は、今月27日に祝賀会が予定されております。私も出席いたしますので、その場で贈呈を行うこととしております。これは県民栄誉賞に関してということであります。

新型コロナウイルス感染症の感染状況等について

2点目はコロナの状況でございます。詳細は後ほど担当部局よりプレスリリースを行うものでありますが、昨日の新規感染者数は、今の時点で手元に報告が来ておりますのが605人ということで、前週の同じ曜日を97人上回って約1.2倍ということで、600人を超えるのは9月21日以来の54日ぶりとなっております。じわじわと増加傾向が本県においても見られるというところで警戒を強めているところでございます。最近の感染状況、それから県民の皆様へのお願いということで、モニターも使いながら説明いたします。

ず全国の感染者数の状況、特に11月に入って感染が急拡大しているということ。年明けの第6波のピークと今ほぼ同じ水準まで全国では感染者数が伸びているということでございます。宮崎県内だけを見ておりますと、そこまで大きく感染が拡大している状況ではないのというのが県民の皆様の受け止めかもしれませんが、全国で既に、特に北海道・東北あたり、これまで比較的感染が落ち着いていたような地域において、猛威を振るっております。北海道では先週、2日続けて過去最多を更新するだとか、長野県においては昨日、独自の医療非常事態宣言まで出た。50%に近いような病床使用率に跳ね上がっているというところで厳しい状況が出ているとの受け止めです。最新のネットの情報だと愛媛で新規感染者数が1000人を越えて、秋田でも1750人という大変大きな数字が出ております。三重も1000人越えるとか。本県の状況だけ見ますと、今日は600人という大変大きな数字が入っておりますが、ここにありますように、前週を下回る日などもあるということでまだら模様のように、1日1日を見ておりますと感じられますが、1週間の合計を見ていただきますと、やはり先月の半ば以降、前週を上回ってる、1.1倍、そして今1.2倍の傾向と、じわじわと増加傾向が見ていただけようかと思います。1日あたりの新規感染者数で、前週を下回る日があろうとも、確実に増加傾向に転じているのが本県の状況でございます。直近1週間の人口あたり感染者数が242.1。直近では251.2ということで、250も越えております。先ほど見ていただきましたような全国の感染者の伸びほど大きく伸びている状況ではございませんが、これも時間の問題ではないかという警戒を持って、今、本県の動向を見ております。第7波の立ち上がりのような急激な増加にまでは今至っておりませんが、既にこの250という水準にまできていると。全国順位は45位であります。本県の下に鹿児島や沖縄がたしかあったと思います。しばらく前申し上げましたけど、第7波のときと上下が逆さまになったような順位、第7波で比較的落ち着いていた東北あたりが今、上位にある。東北とか中国地方、北陸も含めて、それが今の全国の感染状況でございます。全国順位が低いからといって大丈夫ではないということ。その大きな波が本県にも押し寄せようとしているということであります。背景には水際対策の緩和もあろうかと思います。

県ではまだ確認されておりませんが、BQ.1.1とかXBBとかの新たな変異株、BA.5系統とかBA.2系統の新たな変異株が全国でも確認されているということで、そういったようなものが今回の感染拡大の背景にあるのではないかという指摘もあるところであります。

かく県内の状況を見てみますと、ちょっとクローズアップしておりますが、延岡・西臼杵だとか、日向・東臼杵でぐっと上がってきたようなところが見られておりますが、やはり警戒すべきは人口の多い宮崎、それから都城も今じわじわっと上昇傾向にあるということであります。ここが大きく拡大すると全体の感染者数も大きく伸びていきかねないのではないかというところです。

代別、これも少しクローズアップしてみますと、やはり10代とか10歳未満、そしてその親世代で今、感染が広がりつつある傾向というものが、拡大してみますと見て取れます。さらには警戒すべき90代以上、やはり高齢者関係のクラスターも発生していることによって今、伸びつつある。そういう動向もあるかと考えております。

床使用率につきましては、やはり第6波のときまで下がりきらずに、14~15%を今推移しているということであります。現在の入院患者は54人ですが、以前もご報告しましたように、14.8%に反映されているのは54人ですが、それ以外の一般病床への入院患者も54人にプラスして60人ほどということでありますので、全体としての患者数が増加している傾向はあろうかと考えております。

クチンの接種状況、オミクロン株対応ワクチンの接種率は10%程度であります。60代以上の方の5回目の接種が今月から本格的に始まりましたので、これも今後ぐっと伸びていくと考えております。全国と比べてもやはり真ん中辺りの数字ということであります。このオミクロン株対応ワクチン、従来ワクチンを上回る重症化の予防効果、感染予防効果、発症予防効果があるということ。具体的な数字として中和抗体価が約2倍ということもあります。今後、これまでの動向を見ますと、やはりこの年末から年始にかけての感染拡大というのが、度重なる第3波だとか第6波であったということで、オミクロン株対応ワクチンを年内に接種していただくことが極めて重要ではないかと考えております。接種券の届いた方は、可能な限りご協力をお願いしたいと考えております。小児ワクチンの接種率、20%台でなかなか伸びないのが本県も全国的にもその傾向にあります。高い入院予防効果があるということ。副反応は大人と比べて軽いということ。それから乳幼児のワクチン接種も10月下旬ごろからスタートしたところであります。高い発症予防効果が認められるということで、これもぜひ積極的な検討をお願いしたいと考えております。

ういう状況を踏まえまして、県が行なっております大規模集団接種につきましても期間を延長しまして12月も行うということであります。金曜夜間、土曜も行うということで、今週、来週についてはほぼ満杯と、大変ご利用いただいております。それから土曜日についても、750人に対応可能人数も増やすということであります。期間も伸ばしつつ、対応可能人数も増やしてまいります。県内在住であればどなたでも接種券をお持ちの方はできますので、ぜひ、ご利用いただければと考えております。

の冬の感染再拡大、何としても防いでいきたいと考えております。日頃からということで、基本的な感染防止対策、ぜひ徹底をお願いしたいと考えております。これまでコロナの対応、長きにわたり蓄積された様々な注意すべき場面がございます。これから年末に向けて会食の場面も増えようかと思います。県職員にも忘年会などはなるべく早めに前倒ししてやりましょうということを呼びかけております。これからどんどん感染者数が増えかねないという状況もございます。感染リスクの高まるような大人数だとか長時間は、やはり警戒する必要があるということを改めてお願いしたいと考えておりますし、特にこれから寒くなる時期は換気、北海道、東北など先行してといいますか、やはり寒さが強まるということで、換気も今、感染拡大の背景にあるのではないかということも言われております。感染に備えた解熱鎮痛薬だとか、食料の備蓄など、いろんな備えをしていただくことも重要であろうかと考えております。体調に異変がある場合、これまでもお願いをしておりますが、それぞれのリスクに応じた受診をぜひお願いしたいと考えております。65歳以上の方、基礎疾患のある方、お子さんだとか、そういう方は身近な医療機関を受診していただきたいと考えておりますが、そうではない症状が軽い方とか、比較的若い方は、検査キットで自己検査を行なって陽性者登録センターに連絡をいただく。これから感染がぐっと増えかねない状況の中で、皆さんが一気に医療機関を受診して、目詰まりがあってはいけないということで、ハイリスクの方がしっかりと医療機関を受診できるような体制にぜひご協力をお願いしたいという内容でございます。先ほど申し上げましたように、年内にワクチン接種の積極的な検討をお願いしたい。接種可能な期間がこれまで5ヶ月だったものが3ヶ月に短縮されたということで、接種券も届いているかと考えております。ぜひお願いできればと考えております。

、インフルエンザとの同時流行も懸念されております。これまでも年末に言われておりましたが、今回は特に水際対策が緩和されたということで、海外の流行が今報告されておりますので、それが国内に持ち込まれかねないということで、これまでの年末と比べても、同時流行への懸念が言われております。やはりこれもコロナと同様の基本的な感染防止対策を徹底することが、インフルエンザを防いでいく、感染の流行を防いでいくということにもつながりますので、基本的な感染防止対策は非常に重要であります。それに加えて、やはりワクチン接種、重症化予防効果、発症をある程度抑える効果があるということでございます。インフルエンザの過去の流行状況を踏まえると、やはり11月末までに接種していただくことが感染を防いでいくことでも非常に重要だということです。それから私も十分に認識してなかったのですが、インフルエンザとコロナのワクチンは同日に接種することが可能と。私は4回目を打って2週間程度空けてからインフルエンザワクチンを先日、接種したところでありますが、同日接種も可能だということでありますので、ぜひ積極的に検討をお願いしたいと考えております。

申し上げましたように本県におきましても、第8波の入り口にあることを、ぜひ県民の皆様には強い警戒をもって受け止めていただきたいと考えております。今、社会経済活動の回復を図るということで、強い行動規制は行わない中で、コロナ対策を進めようとしているところであります。一人一人が、特に全国的な感染再拡大の傾向にあることをしっかり受け止めていただきながら、強い警戒を持っていただく。そして積極的にワクチン接種を検討いただく。そのことによってこの第8波の大きな拡大を防いでいきたいと考えておるところであります。コロナについては以上であります。

れに加えて、同じウイルスへの警戒ということからしますと、鳥インフルエンザへの警戒も非常に重要だということで、今朝も庁議で確認したところであります。全国的に昨シーズンよりも早く、残念ながら鳥インフルエンザの感染が全国各地で確認されているところであります。2シーズン前は本県でも、かなりの感染が確認されたということで、改めて養鶏農家の皆様には注意喚起を行い、石灰の配付も行なって、最大限の警戒を行なってまいりたいと考えております。ただ、危機管理の要諦としても、最悪の場合を想定して様々な準備を進めていく必要があるということで、県職員には感染の確認も十分あり得べしということで、万が一発生した場合の準備を進めるように指示したところでありますし、コロナの第8波にしても、鳥インフルエンザにしても、もちろん徹底的に防いでいきたいという思いでございますが、今の状況、全国の状況を冷静に見極めながら、本県においても必要な対応を今後図ってまいりたいと考えております。

からは、以上であります。

質疑応答

新型コロナウイルス感染症の感染状況等について

(読売新聞)
ず新型コロナに関してですけれども、県民のみなさん、やはり気になってるのが年末、これから人出が増える中で、また行動制限であったりとか、過去の流行期のような制限が来るのか来ないのかを気にしている方が多いと思います。その辺り知事のお考えを聞かせてください。

(知事)
はり第7波以降が、ワクチン接種も進み、様々な治療方法なり対処方法とが、以前と比べるとできているということであります。経済への大きな負荷を与えないためにも、ダメージを与えないためにも、強い行動規制を行わない形でのコロナ感染対策と社会経済活動のバランスをとっていくという方針で、今、国としても、それから本県としても取り組みを進めております。だからこそ早め早めに注意していただいて、全国では既に第8波が拡大しているという警戒を持っていただく必要があろうかと考えております。この秋、多くの祭りやイベントが県内各地で3年ぶりにようやく開催ができたということで、私もいくつか参加して、本当に気分も晴れ晴れするといいますか、元気が出るということを実感したところでありますが、一方で、今の感染拡大傾向に注意していただく。だからイベントを行わないという選択を今おすすめしているということではなしに、注意しながらお祭りイベント、必要な社会経済活動をしっかり進めていきたいと考えております。

(読売新聞)
ロナに関連してもう1点、知事が「第8波」という言葉を使ったのは初めてかなと。、宮崎はまだ全国的には低いですけれども、この言葉を今の段階で発信したメッセージを改めて聞かせていただけますか。

(知事)
確に全国ではもう第8波の傾向が出ていると受け止めております。本県としてはまだ入り口というところでありますので、そこに本格的に入り込まないようにぜひご協力をお願いしたいという意味での、このタイミングでの県民の皆様へのお願いであります。第7波のときも、第6波のときも、第5波のときも、やはりこういう表現をしながら、残念ながら、そこにぐっと入ってしまったところがあります。やはりウイルスとの戦いは非常に難しい部分はありますが、ぜひ、これまでの経験を生かしながら、可能な限り感染の大きな山につながらないような対応を図ってまいりたいと考えております。なお、大事なこととして医療提供体制だとか、検査体制の充実というのは、今並行して進めているところでありまして、それについては改めてご報告していきたいと考えております。いろんな検査キットをあらかじめ幅広に配布することでありますとか、病床についてはこれまでもご報告しておりますが、医療の状況に応じてグーッと伸ばして、今、少し平常モードに戻しつつあったところであります。今後の動向を見極めながら、非常事態といいますか、そういった事態に備えた病床の拡大もするのかどうなのかというところは、注意喚起と並行して、受け止める体制については強化を進めているところです。

(読売新聞)
表事項に関して各社お願いします。

(MRT)
ロナに関することですけれども。発表事項で直接、明言はされてなかったですけど、政府の新方針、新型コロナのレベルの見直し。そちらについての受け止めを教えていただきたいんですけれども。

(知事)
新しいものといいますか、医療非常事態宣言は本県でも独自のものを出していたりします。早め早めにそういう警鐘をどのタイミングで出していくのかということとか。特に今、若年層、さっき見ていただいたように10代とか10歳未満の感染拡大から広がっていくというような傾向があって、若年層への行動制限などを各県で出せるようにするだとか、いろいろな検討がなされていると伺っております。まだそれが正式決定されて、県としてどのようにそれを組み込んでいくかまで整理できておりません。いずれにせよ、これまでの感染再拡大なり対応の教訓を踏まえた方針が、今よく議論され、整理されつつあるところなのかなと受け止めております。

(UMK)
ロナについてお伺いします。第7波の教訓というか反省点として、自宅療養が基本というふうになる中で、やはり高齢者の方とか、夜間に救急車を呼んで医療機関にかかるという傾向があって、救急の現場もひっ迫しましたし、同時に県立病院とか宮大だとか、高度な医療機関も非常にひっ迫し、医療者も疲弊したということがありました。今回、第8波ではそのあたりをどのように生かして、そうならないようにしていくかという方針を教えていただけますでしょうか。

(知事)
染が急拡大したことによって、例えば保健所の様々な調査の関係にしても対応にしても今言われた救急の現場にしろ、目づまりといいますか、十分な機能が発揮できないところがあったと考えております。全数調査については見直しがなされたところで、それを踏まえて例えば医療機関へのかかり方に関しても、ハイリスクの方とそうでない方とを仕分けて、本当に必要な方に医療、また救急医療が提供できるような体制をということで、仕組み自体はできておりますが、それを利用する県民の皆様にしっかりと適切に対応していただくことが、いろんな部分の目詰まりを生じさせないことになるのであろうと考えております。今日はこういう形で説明しておりますが、今後とも適切に情報提供しながら、そして、受け入れ体制の強化の方も並行して進めていきながら、第7波までの教訓を生かした対応を図ってまいりたいと考えております。

(UMK)
本的には第7波と同じような形で進んでいくということですか。

(知事)
い行動規制をすることなく、可能な限り大きな山にならないような対応を進めていくことになろうかと考えております。やはり感染者がある程度出ても、感染拡大のスピード感、それが急に拡大すると長野県が医療非常事態宣言を出されたように、医療においてもいわゆるひっ迫が生じることになりますので、やはり感染がもし拡大するとしても、そのスピードをいかに抑えていくかというところがポイントになってこようかと思います。

宮崎県県民栄誉賞の授賞について

(UMK)
共の県民栄誉賞なんですけれども、この祝賀会には、ちょっと細かいことで申し訳ないですけど、代表だった方々がみなさん集まられて。

(知事)
品農家の方も、それから技術員とか支援された方々が出ます。この栄誉賞を授賞するとともに、知事感謝状もそれぞれ出品者の皆様に贈呈するということで進めているところです。

(UMK)
回の全共の総括として、前回のときは東京オリンピックを1つの大きな目標にして消費を伸ばしていこうというところがあったと思いますが、コロナでいろんな状況が変わっていく中で、今後宮崎牛のセールスと、プレゼンスをどういうふうにしていくかということを教えていただけますでしょうか。

(知事)
に4大会連続は本県が唯一でありますので、これだけ長きに渡って全国トップの成績を残している、そしてまた、サシ重視から美味しさ重視へと転換する中での宮崎牛の高い評価をしっかりと認知度、それから販売促進につなげてまいりたいと考えております。来年のG7農業大臣会合も含めて、国外も含めた発信の機会もございます。それから3年後には大阪・関西万博もありますので、それに向けて「美味しさ日本一」、美味しさ日本一ということは世界一美味しい和牛だというようなPRも含めて、積極的に展開していきたいと考えております。

新型コロナウイルス感染症の感染状況等について

(NHK)
ロナについてお伺いします。病床使用率が14.8%で、これ以外に60人が一般病床にいらっしゃると。これも増加傾向にあるってことでしょうか。

(知事)
こも増加傾向にあります。

(感染症対策課)
般病床に入院されている患者さんの数でございますけれども、直近の数字は知事が申し上げました60人という数字でございます。クラスターの患者さんが出た場合は増えたり、それから患者さんがもう解除になれば減ったりということでありますけれども、やはりここ2週間ぐらいの傾向としては増えてきている状況にございます。

(NHK)
2週間でどれぐらい増えているかわかりますか。

(感染症対策課)
10月の下旬あたりでは、20人から30人程度という状況でございましたので、そこからすると今、倍ぐらいになっている状況でございます。

(NHK)
般病床のところは、第7波の時もかなりの人数が出たと思うんですけど。県内の指標として、コロナ病床で病床使用率を出している関係上、コロナ病床の使用率としては50%少しが最大値だったと思うんですけど。他の都道府県がどのようにやっているかわかりませんが、結構90何%とか80何%とかなり危機感が高い数字が出ていて、ただ、コロナと一般病床でカウントの仕方が違うのは理解はできても、なかなか難しいと思うんですけど、この数字をまとめるような指標というのは難しそうでしょうか。

(知事)
おっしゃったように全国比較することが大事だと思いますので、同じ基準でやりつつ、全体としていわゆるコロナ病床以外にも医療の圧迫要因としてこういう数字があるのを我々としては、把握し、説明しているということであります。そこはそれぞれの県であまり取り扱いが違うと、感染動向を比較する、分析するところに問題が生じようかと思います。以前グラフで上乗せして、こういうような状況というものがありました。我々としてはそういう把握はし、説明しておりますけど、別の数字を表に出してしまうことによる問題は避けたいと考えています。

(朝日新聞)
点、コロナについてお伺いさせてください。資料の11ページ、基本的な感染防止対策の徹底をというところの会食についてですが。先ほど県職員の方達にも早めに忘年会をするようにと呼びかけてるんだよというお話がありました。飲食店の方達、本当に書き入れ時がきたのにこの状況で非常に厳しい状況にあると思うんですが、ここに書いてある「大人数、長時間は控えてください。」、特に大人数ということが忘年会といえば、例えば、一つの課がやろうとすると、10人20人になると思うんですけれども、一方で経済活動を動かすということで、ちょっと県民が自分はどうすればいいんだろうと戸惑う部分もあると思うので、知事のほうで少し整理して、もう一度お話いただいてもいいですか。

(知事)
れもこれまで県民の皆様にお願いをしているところです。やはり人数が増えて長時間になればなるほど、これまでの経験を踏まえると、感染リスクが高まるというところは、まずお伝えをするということで。ただ、全体として人数が多くても、空間をしっかり取れる、換気ができる、テーブルごとの人数はある程度抑えているということになれば、リスクは下げることができるわけでありまして、一律に何人だというところを示すのは難しいし、かえって誤解を生みかねないということで、これまでもお示しをしておりません。

(朝日新聞)
ーブルごとで移動せずにとか、以前もありましたけど。

(知事)
染が拡大傾向にあるときは移動を控えてくださいということを言っておりましたが、今、移動を控えてくださいというところまでは要請しておりません。それはそのときの状況によって、もっと注意してくださいよというところまで言うか。今そこまではないので、可能な限り大人数は注意してくださいねという、まだその前の段階ということです。

宮崎空港を発着する国際線の再開について

(読売新聞)
れでは発表事項以外で質問させていただきます。日曜日に国際線の受け入れが再開されたと思うんですけれども、その点について二つお尋ねします。まず基幹産業の一つである観光振興にとって本県の非常に大きな動きだと思うんですけど、改めて受け止めと期待を伺いたい。あともう一点、コロナとも関連するのですが、水際対策という意味ではコロナが増えてきている中で、不安を感じる方もいるかもしれないんですが、そのあたりどのようにお感じになってるか、どのような対策をとっていきたいかお願いします。

(知事)
しぶりに海外からのお客様をチャーター便という形で受け入れることができたのは、大変嬉しく思っております。やはり経済効果はかなり大きいものがあると考えております。今日ネットで見ておりました非常にインパクトのある情報として、世界人口が80億人を突破したということ。日本国内だけを見ていると人口減少、少子高齢化というような状況ですが、世界ではやはり人口も爆発的に増えている。そして経済も非常に活発な状況にありますので、そういう世界経済の活力をいかに適切に取り込んでいくかというのは、観光客の受け入れ、それから輸出戦略という意味でも非常に重要だというところはこれまでもあります。今までコロナの部分でそれは抑えられていたところがありますが、徐々に徐々にそれを感染動向、それからコロナへの対処方法がいろいろ確立されてきたことも見据えながら、水際対策も緩和され、こういう動きが出てきたのだというふうに受け止めております。今の水際対策についても、やはり変異株であったり、その動向を見極めながら、国ではコントロールされてると考えております。やはり注意すべきは、感染力が強くても病原性が弱まってるいというのが今の変異株の傾向でありますので、その延長線上であれば今のような対応であろうかと思いますが、万が一病原性がぐっと強いような変異株が現れた場合は、また水際対策をぐっと強化することもあり得るのかなと考えております。あくまで変異株の動向、それから今後のワクチン接種であったり処方薬の開発の動向を見据えながら、バランスを取りながらの舵取りになっていくのかなと考えておりますが、本県としては、緩和を抑える方向の中でしっかりそれを受け止める体制を整えていきたいと考えております。

WBC侍ジャパン宮崎合宿について

(読売新聞)
WBC侍ジャパンのキャンプ日程が昨日正式に発表されました。知事もコメントは出されていましたけれども、改めて受け止めと期待。2009年ですかね、イチロー選手が来たときは大フィーバーになったと聞いていますが、そういった意味で選手だけでなく、観光客の受け入れ体制の整備も必要なのかなと思いますが、そのあたりをお聞かせください。

(知事)
回、特に11日間ということで、今まで1週間程度でありましたので日数も長いということがあります。それから今、お話がありましたように特に大谷選手のメジャーリーグでの活躍。そして大谷選手も出たいと表明しておられて、エンゼルスもどうぞと方針を認めているということであります。WBCへの参加ということで、大会自体への注目度がまず高まり、そして実際に合宿に参加されるかどうかはもちろん今後のことでありますが、大いに期待が膨らんでいるところであります。国内のプロ野球だけ見ても、完全試合だった佐々木投手だとか、3冠王の村上選手だとか、非常に話題豊富な中でのWBCを迎えることができるのは本県にとって大変ありがたいかなと考えております。さっきも質問がありましたが、宮崎牛も含めて、宮崎の魅力の発信に絶好の機会をいただいたと考えております。そして、通常の2月のキャンプシーズンもやはり宿泊という面ではかなりタイトになってこようかと思います。今お話がありましたように、イチロー選手のときのフィーバーを考えると、さらに通常の2月以上、またこれまで以上に厳しさを増すのではないかと考えておりまして、だからといってホテルのキャパシティを一気に増やすことができるわけではなく、場合によっては隣県から来られる方もおられるのかもしれませんが、大事なことは交通混雑をいかに緩和していくのか、適切に人をどのように誘導していくのかということ。あのときも駐車場を少し離れたところに確保しながら、バスでのピストン輸送などを行なった記憶がございます。まだ詳細は整理できておりませんが、せっかくおいでいただいた方に、快適に楽しんでいただくための交通手段、そこをしっかりとこれまでの受け入れノウハウを生かしながら準備を進めていきたいと考えております。

宮崎空港を発着する国際線の再開について

(西日本新聞)
ほどの国際線のことについて伺いたいんですけれども、福岡を除き九州の各地方空港はまだ開いていないと思います。その中でも宮崎で今回実現した要因はどういうところにあるかということと、定期航路の見通し、今の時点でどのようにお考えなのか教えてください。

(知事)
回は韓国からのチャーター便でありました。コロナ前は特に韓国からはゴルフのお客様が大変多かったということで大事な路線、大きな効果を生んでいたものがあります。特にこの時期にチャーター便を、そして実際にゴルフを楽しみたいというお客様もたくさん参加されたようです。本県のゴルフというのは一つの強みでもありますので、そういうことでのチャーター便を企画いただいたのかなと考えております。そういう意味での需要はありますので、ぜひ、韓国、それから先日、台湾には日隈副知事や議長、それから県議会も含めて派遣団が参りまして、早期の定期便の再開に向けて働きかけを行なったということであります。日本に行きたいという需要は高まりつつも、日本から海外にというところはまだ慎重な部分があるのではないかとか、様々な指摘もいただいたところであります。できれば台湾についてもチャーター便から運航できないかという検討なり、思いはあります。これも具体的にもちろん決まってるわけではありませんが、そういう話をいただいたということで、海外からの日本に対する旅行の需要、そして宮崎におけるゴルフ、食も含めた魅力というところで、大いに可能性があると考えておりますので、引き続き積極的に定期便の再開に向けて働きかけを行なってまいりたいと考えております。国の受け入れ体制については、10月末に私も厚生労働省に行って要望を行なったところであります。航空会社、それから併せて国への働きかけということで、それぞれ続けて取り組んでまいります。

国際クルーズ船の受け入れ再開について

(宮崎日日新聞社)
ンバウンドに関連して。今日、国土交通省が国際クルーズ船の受け入れの再開を表明したようです。宮崎県にも日南市とか、国際クルーズ船がたくさん来ていましたけれども、受け入れ先の自治体などと協議が整えば、順次再開するということのようですけれども、どういった見通しを持っていらっしゃるのかというところと、受け入れに向けていろんな環境整備が必要になってくるのかなと思うんですけど、日南市とか関係自治体とどういうふうに今取り組んでいくのかというところを伺わせてください。

(知事)
のような動向があることは歓迎したいと考えております。しっかり受け入れ態勢を整えて、やはり十何万トンという大きなクルーズ船、それによる経済効果は極めて大きいものがございます。これまで22万トンまで就航したら受け入れることができるような体制までは整えてきております。22万トンはまだ就航していないでしょうが、16万なり大きなクルーズ船が入ったときに、やはりバスも含めた船を降りてからのエクスカーションといいますか、それを受け入れるだけの体制を整えていくことも非常に重要だと考えております。今、全国旅行支援などで、ホテルの関係者から話を聞いて本当に驚きましたのは、徐々に人が動き出して観光なり宿泊の需要も高まっていると。でも、コロナの時点で雇用しておられる人数がグーッと減っておりますので、急に人数を増やすのも人手不足の面での目づまりといいますか、十分対応できないという現場の課題を伺っているところであります。例えばタクシーもそうですよね。今、徐々に人も動き出していますけど、タクシーも時間帯によっては全然捕まらないということがあったりして。今のご質問であるクルーズ船の再開に向けても、すぐに受け入れることができますよという体制にはなかなかならない可能性がありますので、国の動向を見据えながら関係機関と連携して、しっかり受け入れることができるような準備もクルーズに関しても進めていきたいと考えております。

宮崎県知事選挙について

(朝日新聞)
事選の関係で1点だけ。唐突な質問で恐縮ですけれども、知事はまもなく3期12年が終わろうとしてるんですけれども。これまでの12年間で一番重かった決断を伺えないかなと思うんですけど。

(知事)
つ頭に浮かぶのは、国民スポーツ大会に向けた主要3施設の県内分散です。これまでのように宮崎市内に集中させるという選択肢もあれば、分散という選択もあるということで、かなり議論し、競技団体も含めていろいろと意見交換をしながら最終的に決断したものはございます。

(朝日新聞)
ういう思いでその決断をされたかというのも伺えますか。

(知事)
和54年国体以降、宮崎市内に集中して整備した総合運動公園を中心に今、スポーツランドみやざきの、キャンプも含めてスポーツ大会の受け入れなどにつながっているということで、それをさらに後押しするような形で、拠点として宮崎市を中心に集中的に整備するという選択肢も一つありましたが、やはりスポーツランドみやざきが今、目指しているのは、これも申し上げておりますように、全県化・通年化・多種目化という方向で、より広げていきたいと。スポーツによる地域振興の効果を全県に広げていきたいという基本的な方向性があり、それをしっかりと支えていく高速道路の整備も進んできたことを背景に分散して整備することを決断したところであります。例えばプロ野球であれば宮崎市や日南市を中心に行われていますが、アマチュアも含めた合宿、それから、いろんな大会の開催による地域の活性化効果を宮崎市を中心としたエリアだけではなく全県に広げていくというイメージ。特に人口の多いトップ3である宮崎市、都城市、延岡市、その3つの圏域でスポーツのみならず、地域振興を図っていくのは、県全体の振興を考えた上で非常に重要なポイントになってまいりますので、スポーツの面からもそういった方向性を後押しするということでの決断を行なったところです。特に陸上競技協会からは、これまで宮崎市内でいろんな大会を開催してきた。それが山之口に行くことによって非常に不便になってしまうし、山之口の周辺には宿泊施設がそれほど多いわけではないというような、いろんなご指摘もいただいて、当初強い反発といいますか、反対意見もいただきました。これも丁寧に議論を積み重ねながら、そういう重い決断をしたということからすると、これが一つ思い浮かびました。

みやざき犬発見11周年について

(宮崎日日新聞社)
県のキャラクターのみやざき犬についてお伺いしたいんですけれども、先日活動11周年を迎えて、知事の歩みとほぼ重なると思うんです。まず、みやざき犬はこれまで本県のPRに貢献してきたと思うんですけども、誕生から今まで11年活動してきた中で、知事のみやざき犬への思い入れであったり、本県への貢献がどこまであったのかお考えをお聞かせください。

(知事)
しかに私が就任した後に選定してシンボルキャラクターを作ったわけでありますが、おかげさまで3匹のユニットというのは他のいわゆるゆるキャラと比べても非常に独自性があるだとか、かぶり物でいろんな宮崎の特産品等をアピールする手法であるとか、それからダンスが得意というようなユニークな路線、独自の路線が多くの方に親しまれて、定着してきたのかなと考えております。みやざき犬だけではありませんけど、他のゆるキャラもコロナの中でなかなか出番が減ったりとか、いろんな触れ合いの機会が減ったという残念な状況はありますが、コロナも長い目で見ると大きく収束の方向に行く中で、引き続きゆるキャラであったり、シンボルキャラクターが出ていく場面はこれから増えるということでありますので、ぜひ引き続き活躍してほしいなと思っておりますし、みやざき犬の強みとしては、新しいかぶり物をすることによって、新しい発信もできると考えております。宮崎牛が連覇したときは宮崎牛バージョンが作られたこともありましたし、今後どういった新たな魅力発信にみやざき犬が貢献するのかというところ。まだキャビアバージョンがないとか、ライチがあるのか知りませんが、ワクワクしながらいろんな展開をしていくことができればなと考えています。

(宮崎日日新聞社)
県のキャラクターが乱立して、ゆるキャラであったり、ほぼ全国そういったキャラクターが確立される中で、みやざき犬の強みとして3匹であったり、ダンスだったり、特徴があると思うんですけれども、今後ゆるキャラ、シンボルキャラクターを生かしていくにあたって、みやざき犬の強みはどういったところにあると。

(知事)
っき言ったような3匹のユニットだったり、かぶり物で特産品等をPRする、それからダンスが得意というのは他にはない独自性といいますか、そういったところを今後もしっかり発信していくということでありますし、楽しみなのは、今はまだコロナ以前もそれほど積極的な展開ではなかったんですが、海外戦略を考えたときに、特に日本では、いわゆるゆるキャラブームは一段落したのではないかという見方がされ、ある程度定着をしたのかなと思いますが。台湾など、これからどんどん、ゆるキャラが盛り上がってくる国に対して一つのモデルとしてみやざき犬などを提示していく、くまモンなんかもかなり海外戦略で活躍している。デザインも含めて非常に受け入れられるものがあったなということを考えておりまして。みやざき犬はみやざき犬なりのアプローチで、今後海外戦略を考える上でも、くまモンは1人ですから、3倍渡航費用もかかるかなと、今、ふと思ったりはしますが、渡航費用もかかるけど、3人のユニットで3倍のパワーで発信できるかなと思います。引き続き様々な知恵を、アイデアを出していきたいなと考えています。

東九州新幹線について

(UMK)
9月に西九州新幹線が開通しました。宮崎県としても以前、東九州新幹線について調査した経緯があったと思いますが、現状とこれからについて教えていただけますでしょうか。

(知事)
き続きそこは、現在、進行しております整備新幹線の整備が終わった次の段階で計画に盛り込んでいただけるように、一段階レベルを上げていただけるように要望し続けているということで、昨日、JR九州に要望に行ったときも、その項目はもちろん入れております。JR九州のスタンスとしては、もちろん国の大きな方針を受けていろいろ対応を図っていくので、国がどういう判断をされるかということであります。国に対しても毎年、大分の協議会と連携して要望しているところでありまして、特に大分は関西、四国からの新幹線構想というところで強くアピールしておられて、全国には他の新たな路線の構想がありますので、そういうところと連携しながら、次なる計画の中に盛り込んでいただけるよう目標としては引き続き掲げて取り組んでいきたいと考えております。

(UMK)
なる整備新幹線のタイミングというのは、いつどういう形で見えてくるんですか。

(知事)
の整備がいつまでかかるのか。佐賀でいろんな議論がなされて、なかなか進まない状況がありますので、今の段階でこれぐらいの年以降が目標ですというそこは見えている状況ではありません。ただ、やはりこれだけ事業費も含めて非常にスケールの大きな構想でありますので、長年にわたってしっかりと議論し、地元、それから国に対する強いアピール、また盛り上がりを継続的にやっていくことが必要かなと考えています。

(UMK)
国的にはほとんどもう新幹線網が行き渡りつつある中で、東九州が空白になっているのは高速道路でも見てきた風景ですが、現状、知事として改めて宮崎における新幹線の必要性と、将来に向けた取り組みについて教えていただけますでしょうか。

(知事)
れまでもいろんな場面で少し申し上げてはおりますが、財政制度等審議会が、全国のインフラ整備が概成した、概ね完成したという表現を使われることに対して、新幹線のみならず、高速道路はまだミッシングリンクがある本県が声を上げていくことが非常に重要だと思っておりまして、ご質問の新幹線などの高速鉄道体系もこれで完成なり概成にはならない。我々が次なる順番を待っている地域であるということ。もちろん整備コストの問題、並行在来線の問題、これまでの調査なり議論でも問題になった大きな課題は引き続き残るわけでありますが、いろんな知恵を出しながら、どのような次なる整備がありうるのか。なんとかコストダウンを図ったり、それから、より国が負担してもらうような形での整備。やはりこれだけの基幹的な鉄道にしても高速道路にしても交通体系は、国がもっと責任を持って進めていくべきではないかと非常に強く思っております。地方に財政的に余裕があるからどうだというところではなしに、もっと国の主体的な形で地域に格差が生じないような対応を、他の地域と一緒になりながら強く声を上げていきたいと考えています。

(UMK)
後にしますが、一方で機運というものは、調査したときも含めてそれほど上がっていないのではないかと思いますが、そこのバランスについてはどのようにお考えでしょうか。

(知事)
ほど言いましたように整備新幹線が一段落するタイミングが見えてこないというところで、我々はその夢を諦めているのではないですよねということをお互い確認するところにとどまっていると考えております。これ以降というものが見えてくれば、それに向けての様々なさらなる機運醸成に取り組んでいきたいと考えています。

屋外型トレーニングセンターについて

(MRT)
ーガイアの旧オーシャンドーム跡地の屋外型トレセンについてお伺いします。今ラグビー日本代表のラグビーワールドカップに向けた前哨戦のツアーが行われて、日本代表も頑張ってらっしゃいますけど、なかなかトライが奪えない難しい状況かなと思うんですが。トレセンに関しては先日、指定管理者が決まって、ようやく本格的に事業体も見えてきたなという感じで、来年4月の供用開始に向けて本格的に動き出してるなと思うんですけど、こけら落とし的なイベントとかそういった構想、来年秋にはワールドカップの本戦もあるというところで、こけら落としとして盛り上げるようなことは今、構想の中にあるのか教えてください。

(知事)
れも重要だと考えております。これだけの施設でありますので、それを県内外にしっかりと発信していくという意味で、来年4月に運用というイメージで今準備を進めています。特に芝なんかは先行して定着化を図るために青々した芝があって、そばを通るとできているなということで多くの県民の皆様も手応えを感じておられると思いますが、しっかりと完成し、運用開始するにあたっては、こけら落とし的なイベント、やはりスポーツ施設でありますので、スポーツ関連のものを鋭意準備しているところであります。正式決定したら発表できるかと思います。

(スポーツランド推進室)
所式及びキックオフイベントについては、今、検討中でございますので、正式に決まり次第ご報告させていただきたいと思います。

(MRT)
目的にはやはりラグビー中心という考え方でよろしいですか。

(知事)
のような見方もあろうかと考えております。事務方からは変に喋っちゃいかんぞ、みたいなプレッシャーは感じていますけど、鋭意準備しております。

(読売新聞)

上で知事定例記者会見を終わります。

 

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