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掲載開始日:2026年8月21日更新日:2026年8月21日

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腸管出血性大腸菌感染症について

腸管出血性大腸菌感染症の報告が増加しています。

宮崎県では今年に入って第32週(令和8年8月9日まで)の間に、43件の報告がありました。

腸管出血性大腸菌感染症は、気温が高い初夏から初秋にかけて多発します。この時期は食中毒菌が増えるのに適した気温になるため、十分注意が必要になります。

年別累計報告数の推移

主な症状

潜伏期間は2~9日。激しい腹痛や水様性の下痢、血便が出現します。溶血性尿毒症症候群や脳症などの重篤な合併症を伴う場合があるので、抵抗力の弱い子どもや高齢者は特に注意が必要です。

原因と感染経路

腸管出血性大腸菌と呼ばれる、ベロ毒素を産生する大腸菌を原因とします。主な感染経路は、菌に汚染された食品を摂取することによる経口感染、感染者の糞便に含まれる菌によるヒトからヒトへの糞口感染です。

治療

  • 特別な治療法はなく、対症療法が中心となります。
  • 早期に診断、治療を受けることで重症化や二次感染を防ぐことにつながります。有症時は医療機関を受診しましょう。

感染予防

  • 流水と石けんにより丁寧に手を洗い、清潔なタオルやペーパーで手を拭きましょう。
  • 浴槽は洗浄して清潔を保ち、浴槽に入る前には肛門部を十分に洗いましょう。下痢症状がある場合は入浴を控えるか、シャワー浴か最後に入浴しましょう。
  • 汚染部分や人の手が触れる部分を消毒用アルコール等で丁寧に消毒しましょう。
  • 生鮮食品は新鮮なものを購入し賞味期限を守る、十分に加熱して調理する、調理器具は家庭用漂白剤や熱湯により消毒するなど食品の取扱いに注意しましょう。

感染症法・学校保健安全法との関係

  • 感染症法により三類感染症に定められ、届出基準を満たす場合は、医師より最寄りの保健所へ届出を行うこととされています。また、病原体を保有しなくなるまで、飲食物を取り扱う業務等への就業が制限されます。
  • 学校保健安全法により、学校医その他の医師において感染の恐れがないと認められるまで出席停止となります。