第91回宮崎県公文書開示審査会(議事録)
1.日時
平成19年10月16日(火曜)午後1時30分~午後4時
2.場所
県庁本館3階特別室
3.出席者
郷会長、井手委員、飯田委員、新名委員、村田委員
4.議題
- 会長互選、会長職務代理者の氏名
- 平成18年度の公文書開示制度の運用状況について(報告)
- 諮問第46号に関する審議
5.主な議事内容
(1)会長互選、会長職務代理者の氏名
- 宮崎県公文書開示審査会規則第2条第1項の規定に基づき、委員の互選により全会一致で郷委員が会長に選任された。
- 同規則第2条第3項の規定に基づき、会長が会長職務代理者に村田委員を指名した。
(2)平成18年度の公文書開示制度の運用状況について(報告)
- 平成18年度の開示請求は422件で、昨年比110件の増と過去最高。
- 部局別では、土木部、選挙管理委員会、商工観光労働部、福祉保健部、環境森林部の順に多い。
- 特徴としては、県外からの請求が79件から135件と大幅に増加。県内外を問わず、特定路線開始図、建築計画概要書の写しなど、請求者が営業活動に役立てるような内容の請求が多い。
また昨年度から開始した口頭による開示通知は54件(全部開示の17%)。内容は公共工事の入札結果一覧、大規模小売店舗法に基づく届出書等。
- 不開示理由の内訳は、個人情報が99件、法人情報が56件、事務事業情報が5件、犯罪予防等情報が4件となった。
(3)諮問第46号に関する審議
- 不服申立てに関する審議であるため、条例の規定により審査会は非公開で開催。
- 事務局より、諮問事案の概要、実施機関及び審査請求人双方の主張、国や他県の類似答申・判例等について説明。
- 委員からは、審査請求人が審査請求に至る経緯等について質疑があった。
- 実施機関及び審査請求人の双方から、より詳細な理由書及びそれに対する意見書を提出してもらうこととなった。