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掲載開始日:2020年12月18日更新日:2020年12月18日
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(性別:男性、年齢:40代)
県立図書館をいつも利用しているが、運営システムが古すぎる。都城市立図書館を参考に次のことを改善すべきだと思う。
1.閲覧室のドリンク持ち込みを解禁してほしい。病気や特殊なドリンクを飲む人や夏場は熱中症の懸念もあるのに、ドリンクの持ち込みが禁止なのは前時代的で健康にも悪い。パソコン持ち込みコーナーなどだけでも解禁すべき。
2.電子書籍の貸し出しをしてほしい。コロナ禍の中、図書館での貸し出しは感染リスクがある。電子書籍ならその心配がない。すでに多くの図書館で実施している。
3.文芸書などの雑誌が少なすぎるので、雑誌を充実させてほしい。
4.ホームページでの情報が少なすぎるので、雑誌や新書の入荷日をホームページに掲載してほしい。
1.県立図書館内での飲料摂取につきましては、原則として指定された場所で行なっていただくこととしております。県立図書館では、館内のみで閲覧可能な永年保存の書籍なども多く、これらの中には既に販売が終了している貴重なものもございます。閲覧室内での飲料摂取の禁止は県民の大切な財産を汚破損から守る措置であること、またパソコンコーナーについては、閲覧室内の連続する空間の一部のみ飲料摂取を可能とすることは運用上困難であることをご理解いただければと考えております。
2.電子書籍につきましては、時間や場所を問わず貸出・閲覧ができるという利点がある一方で、公共図書館用の電子書籍の多くは紙のものに比べ1.5倍から3倍超の割高な価格設定がされているほか、ニーズのある一般書・文芸書のほとんどは貸出回数が上限に達すると図書館の貸出権利が終了し新たに権利を購入し直す必要があるなど、導入には課題もあることから、引き続き情報収集に努めます。
3.雑誌の購入につきましては、県立図書館資料収集方針に基づき、定期的に実施している館内会議などにおいて分野別のバランスなどを考慮しながら、購入する資料を決定しております。また県立図書館が収集する資料を、利用者の皆様から推薦していただく制度もございます。利用者推薦制度につきましては、当館ホームページの「ご利用案内」-「資料・本の利用について」-「資料(本)を探す」-「本を推薦することができます」にて詳しくご説明しておりますので、ご覧いただければと思います。
4.最後に、新たに受け入れた資料につきましては、県立図書館公式ホームページの「新着資料」コーナーにおいて、受入日の翌日から30日以内のものを分野ごとに分類し、お知らせしているところです。今後とも情報提供の充実に努めて参りたいと考えています。
ご意見の内容につきましては、県立図書館とも共有し、今後の参考とさせていただきたいと考えています。
教育委員会生涯学習課
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