掲載開始日:2021年10月12日更新日:2021年10月12日

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オーシャンドームの跡地利用について

提言

(性別:男性、年齢:20代)

報道にあったスポーツ施設は県の運動公園の改修で対応できるので必要無い。だから国は認めていないのではないか。造るならオリンピック会場のような大型プールや宮崎市がやろうとしているアリーナを協力して造った方が有益である。宮崎県の利益になるものをきちんと判断することを望む。

回答

屋外型トレーニングセンターについては、下記のような目的で整備予定です。

【整備の目的】
(1)国際水準のスポーツの聖地としてのブランド力向上
ポストコロナを見据えた「スポーツランドみやざき」の新たな展開を図るため、2年後に迫るラグビーW杯(ワールドカップ)に向けた日本代表チームの合宿誘致をはじめ、サッカー、陸上、トライアスロンなどの国内外代表やトップチームの新たなキャンプ誘致を図るとともに、施設整備後、国の屋外型ナショナルトレーニングセンターの指定を目指す。
(2)「スポーツ」を柱とした本県観光の振興・経済の活性化
本県の強みである「スポーツランド」の充実を通じて、コロナの影響で停滞する県内経済の回復を図る大きな原動力とする。来年開幕するラグビー新リーグやJリーグチームのキャンプ誘致、それに伴う県外からの誘客数の拡大、宮崎市のみならず周辺市町村への合宿の拡がりなどにより、経済効果を県内全域に波及させる。
(3)県内アスリートの競技力の向上
本県で2027年に開催予定の国民スポーツ大会を見据え、県内競技団体などが主催する大会やスポーツ合宿などでの活用や、日本代表によるジュニア世代への技術指導、見学会などを通じて県内アスリートの競技力向上を図る。

なお、ご指摘のプールについては、27年本県主催の国民スポーツ大会に向け、約1万3千平方メートルの県プールを整備する予定であります
また、宮崎市が構想する「観るスポーツ」に重点を置いた「多機能複合型アリーナ」と、「トレーニング施設」である今回の屋外型トレーニングセンターではその目的が異なるところです
この屋外型トレーニングセンターの整備と、それに伴う県内市町村へのスポーツキャンプ・合宿の拡がりにより、その経済効果は、年間12億円が創出されると試算しております。
ポストコロナを見据えた「スポーツランドみやざき」の新たな展開が必要であり、この施設がその大きな役割を果たすものと考えております。
ブランド力の向上、本県経済の回復に向け、本県の強みである「スポーツ」をしっかり生かして取り組んでまいります。

お問い合わせ

商工観光労働部観光経済交流局 スポーツランド推進課スポーツランド推進担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7327

メールアドレス:sportsland@pref.miyazaki.lg.jp