掲載開始日:2020年1月15日更新日:2020年1月15日

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若者の県外流出対策について

提言

(性別:男性、年齢:20代)

私は、鹿児島・佐賀・福岡を経て宮崎に就職している。
宮崎県へ就職する際、周りから宮崎は「何もないところ」「民放が2局だけ」と馬鹿にされた。しかし、宮崎に住んでみて人の温かさやご飯の美味しさと安さに驚いた。本当は良いところであるが、若者たちが就職時に「遊ぶところや買い物をするところがない」といった理由で県外へ行くことは悲しいことである。
県内の大学生達にどんな施設が足りない・ほしいなどの意見を聞く機会を持って、それを取り入れていくべきだと思う。
個人的には、県境などにアウトレットや倉庫型大規模店舗などを作れば、南九州(鹿児島・熊本)の観光客がたくさん訪れるのではないかと思う。佐賀県は目立った観光地がないが、アウトレットがあるため他県から足を運ぶ人が大勢いる。検討いただきたい。

回答

県が昨年、大学3年生を対象に行なった調査によりますと、卒業後に「県外で働きたい」と回答された方のうち、県外を選んだ理由として、4分の1が「文化施設・商業施設などが充実しているから」と回答されております。
このため、アウトレットや倉庫型大規模店舗などの魅力ある商業施設が本県に開設された場合は、県外からの誘客のほか、若者の県内定着にもつながるのではないかと考えております。
一方、新たな小売業を誘致し、地域で事業展開することとなれば、既存の小売店舗の経営に大きな影響を及ぼすことなどが予想されることから、慎重な対応が必要となることも考えられます。
県では、豊かな自然はもちろん、スポーツキャンプ、食やさまざまな体験型観光メニューなど、本県ならではの資源を活用し、県内外に積極的にPRするとともに、若者にとっても魅力的な地域づくりを進めていくことで、県外からの誘客や若者の県内定着促進に努めてまいりたいと考えております

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