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掲載開始日:2020年2月27日更新日:2020年2月27日

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アミュプラザ宮崎周辺の施設整備への県税投入と宮崎市一極集中の是正について

提言

(性別:男性、年齢:40代)

県における宮崎市一極集中が顕著であり、それを県が後押ししている。
アミュプラザ宮崎周辺の施設整備に県が支援するようだが、その必要があるのか。実際どのような波及効果を想定しているのか。
県内各地から人と金を吸い寄せるだけで、経済効果は宮崎市に限定されるのは明らかである。宮崎駅の整備についても本来は宮崎市が資金投入すべきである。県が他の市町の駅前整備に道路以外に関わることなど想定できない。
国文祭・芸文祭や国際音楽祭などのイベントも宮崎市のみで盛り上がってそれで良しとするのではないか。
アミュプラザ宮崎周辺への施設整備に県が投資を行うのであれば、県内市町村の事業への支援も行うべきである。都城市のMALLMALL(マルマル)や延岡市のエンクロスなどは県からの支援無しで整備している。県も積極的に支援すべきであるし、県内各地での事業開催を考えていくべきである。

宮崎市民の目線だけではなく、県民目線に立った県民全体の幸福を第一に考えた政策の実施を期待する。

回答

本県は、歴史的・地理的つながりによって形成されてきた8つの地域ブロック(宮崎・東諸県、日南・串間、都城・北諸県、小林・えびの・西諸県、西都・児湯、日向・東臼杵、延岡、西臼杵)があり、中でも県央の宮崎市、県北の延岡市、県西の都城市は、医療や高等教育などの高度な都市機能を有しています。
人口減少が進む中にあって、今後も県内全体の活性化を図るためには、これらの都市部と周辺市町村とが、それぞれの強みを生かすとともに、弱みを補完し合いながら、バランス良く発展していくことが大変重要であると考えております。
ご指摘のとおり、本県で実施される大規模イベントの多くが宮崎市で催される傾向にありますが、一方で、各市町村によるさまざまな地域活性化の取り組みが各地で展開されており、県としてもソフト面を中心に可能な支援に努めているところです。例えば、今年開催の国民文化祭および全国障がい者芸術・文化祭においては、各市町村の協力を得ながら、県内全域で、地域の特色を生かした133の文化・芸術事業を展開していきます。加えて、2026年開催の国民スポーツ大会においては、関連施設を県内3ヵ所に整備することとし、県民の一層のスポーツ活動の促進や「スポーツランドみやざき」の全県展開などを進めていきたいと考えています。
さらに、ご指摘のありました宮崎駅西口広場の再整備につきましては、民間主導で行われる複合ビル建設で創出される新たなにぎわいをさらに大きくし、宮崎駅を県外からの誘客や観光・物産面での拠点としながら、その効果を県内全体に波及させるために進めているものです。

本県が将来にわたって住み続けられる地域にしていくため、今後とも地域資源を生かした産業振興や交流促進に地元自治体と一緒になって取り組み、県内各地で個性と魅力にあふれる地域づくりが展開されるよう努めてまいります。

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