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掲載開始日:2025年12月17日更新日:2025年12月17日
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(性別:男性、年齢:30代)
現在、東九州新幹線の整備に向け運動を行なっているが、日豊本線の複線化及び高速化や、東九州自動車道の全線4車線化に先に取り組むべきだと思う。計画はどのようになっているのか伺いたい。
新幹線は、長い時間軸で取り組むべき国家プロジェクトであり、大都市圏から遠隔地にある本県にとって、経済活性化や県民の暮らしの向上に大きな効果をもたらし、本県が将来にわたって発展していく上で重要な役割を担うものであると考えております。
一方、本県の幹線の鉄道である日豊本線は、通勤、通学等、県民の身近な地域交通手段としてはもとより、観光客の移動手段としても重要な役割を果たしており、利便性の向上には、御意見いただいたとおり、複線化や高速化が重要です。
このため、県としましては、宮崎県交通・物流ネットワーク戦略に基づき、将来にわたって県民生活や県内産業の成長・発展を支える交通ネットワークの構築を図るため、新幹線整備や幹線鉄道の利便性向上に向けた一体的な取組を行なっているところです。
また、高速道路の4車線化は、事故防止や定時性の確保とともに、大規模な自然災害からの早期復旧や広域支援ルートの形成に必要不可欠です。
御質問のあった東九州自動車道については、「大分県境~延岡南IC」間と「清武南IC~鹿児島県境」間は国土交通省が、「延岡南IC~清武南IC」間は西日本高速道路株式会社が、それぞれ整備・管理しています。
当路線では「高鍋IC~西都IC」の延長4.7kmと「宮崎西IC~清武IC」の3.7kmについて、西日本高速道路株式会社が現在4車線化の工事を進めており、このうち、「宮崎西IC~清武IC」間については、今年冬頃に完成する見込みとの発表がなされたところです。
県では、国土交通省や西日本高速道路株式会社に必要性を訴えるなど、4車線化の早期実現に向け、引き続き、要望活動等に取り組んでまいります。
総合政策部総合交通課広域交通・物流担当
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県土整備部高速道対策局高速道対策担当
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