掲載開始日:2022年8月3日更新日:2022年8月4日
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あたごニュースでは、東臼杵農林振興局の取組や東臼杵地域の話題等について紹介します。
今回は、世界農業遺産に認定されている『高千穂郷・椎葉山地域』の中から、東臼杵地域の魅力ある地域資源をピックアップ!!
椎葉村には、縄文時代から続く伝統的農法『焼畑』が今も残っています。
古くは日本各地で行われていたようですが、今では、日本でも唯一とも言われる貴重な事例。
焼く場所を、毎年移し、4年程度穀類を栽培した後、休閑期を設け、森林を再生させる循環型農法で、今も継承されている尾向地区では、8月上旬に火入れが行われ、村外からも、見学や作業の手伝いに多くの人が訪れる一大イベントです。
諸塚村は、環境保全に配慮し、地域社会の利益にかなう継続可能な森林管理を推進しており、そこに暮らす人々の営みは世界的に評価されています。
2004年には、国際的な森林認証制度である『FSC認証』を、日本で初めて、村全体で取得しました。
森と共生する諸塚村の象徴である『モザイク林』は、しいたけ栽培などの農業と用材生産の複合経営によって針葉樹林と落葉広葉樹林、照葉樹林がバランスよく管理され、形成されたものです。
世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域については、下記をご覧ください。
宮崎県東臼杵農林振興局
〒882-0872
宮崎県延岡市愛宕町2-15
電話番号:0982-32-6134
ファクス番号:0982-32-6139
メールアドレス:higashiusuki-norin@pref.miyazaki.lg.jp