掲載開始日:2023年8月22日更新日:2023年8月22日

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聴覚障がい者への対応について

提言(令和5年7月18日)

(性別:男性、年齢:40代)

自分は聴覚障がい者であり、病院で父の病気の状態について医師から説明を受けるためにUDトーク(注)の使用や、父が亡くなる際に手話派遣をお願いしたが、受け入れてもらえなかった。聴覚障がい者とのコミュニケーションを支援するツールとして、UDトークや遠隔手話サービスを病院などの施設に設置するよう推進してほしい。

(注)UDトーク・・音声認識と自動翻訳を活用したコミュニケーション支援アプリ

回答

県では、平成28年に「障がいのある人もない人も共に暮らしやすい宮崎県づくり条例」を制定し、障がいのある人が日常生活または社会生活を営む上での社会的障壁の除去を必要としている場合、事業者に対してその負担が過重でないときは社会的障壁の除去の実施について合理的な配慮をするよう努めることを求めております。

これまで、県民や県内事業者が条例の趣旨を理解し合理的な配慮に努めるよう、研修会や啓発イベントの実施に取り組んでまいりましたが、今回のご意見を踏まえ、障がいのある方との円滑なコミュニケーションを図るさまざまなツールに関する啓発についても検討を進めていきたいと考えております。

お問い合わせ

福祉保健部障がい福祉課社会参加推進・管理担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7340

メールアドレス:shogaifukushi@pref.miyazaki.lg.jp