宮崎牛のブランディングについて

提言（令和6年2月13日）

（性別：男性、年齢：60代）

宮崎牛のブランディングについて宮崎牛は日本一の和牛であるが、認知がまだ足りないと感じる。原因の一つとして、「宮崎牛○○牛」など、○○の部分に会社名や牛舎名が入った状態で商品として売られており、名称が分かりにくいことが考えられる。全国・世界へ広げていくには、分かりやすさを優先し、「宮崎牛」のみを冠することを徹底してはどうか。

回答

「宮崎牛」としての表示につきましては、その定義を「宮崎県内で生産肥育された黒毛和種で、（公社）日本食肉格付協会による格付において肉質等級が4等級以上のもので、県内種雄牛、もしくは家畜改良のため指定された種雄牛を一代祖にもつもの。」としています。

宮崎牛のブランド力強化につきましては、県やJA宮崎経済連、(株)ミヤチクなどで組織した「より良き宮崎牛づくり対策協議会」が中心となり、表示を宮崎牛で統一して、これまで県内外および海外にPRを行なってきたところです。特に、一昨年10月に開催された第12回全国和牛能力共進会では、4大会連続で内閣総理大臣賞を獲得したことから、日本一の称号を得たものとして、「おいしさ日本一宮崎牛」と銘打ち、継続したPR活動を展開しています。

県としては、引き続き、全国そして世界の皆さまの認知を高めるためには、分かりやすさが重要であると考えますので、定義に合った優れた県産和牛肉は「宮崎牛」としてPRしてまいります。