掲載開始日:2023年3月31日更新日:2023年3月31日

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帯状疱疹ワクチンの助成について

提言(令和5年2月28日)

(性別:女性、年齢:60代)

帯状疱疹ワクチンは高額なので、接種が難しい。60歳以上であれば、帯状疱疹に感染する可能性が高いと言われており不安である。帯状疱疹ワクチン予防接種費用の一部を助成してほしい。

回答

予防接種には、予防接種法に基づいて行なう「定期接種」と、本人の希望と医師の判断によって行なう「任意接種」があります。
「定期接種」のワクチンで予防する疾患は、感染力が強く、また、罹患した場合の健康被害の大きさから、社会全体で予防を行なっていくことが必要と考えられている疾患です。そのため、予防接種法に基づき、市町村で接種を勧め、公費で接種費用の全額または一部が賄われます。また、皆さまにご協力いただきたいという趣旨から接種が努力義務になっています。
一方、「任意接種」のワクチンは、国において使用が認められているものの、予防接種法では規定されておらず、個人の判断において接種を行なうワクチンです。原則として全額自己負担になります。
現在、帯状疱疹の予防接種については、「任意接種」に位置付けられております。国の審議会においては、帯状疱疹ワクチンの定期接種化に関して、期待される効果や導入年齢、費用対効果の観点において検討が行なわれているところです。
県としましては、現在のところ帯状疱疹ワクチンに関して公費での助成は予定しておりませんが、国の動向を注視するとともに、国に対して帯状疱疹ワクチンの早期定期接種化を要望していくことなどを通して、県民の皆さまの健康と安心に寄与していけるよう努めてまいります。

お問い合わせ

福祉保健部薬務感染症対策課感染症対策担当

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