第21回宮崎県個人情報保護審議会議事録
1.日時
平成27年7月3日(金曜)午後1時30分から午後3時まで
2.場所
県庁7号館735号室
3.出席者
- 日野会長、澤田委員、濱田委員、南委員、山口委員
- 事務局:
菓子野部参事兼総務課長、園山副参事兼課長補佐(総括)、鹿嶋主幹、廣澤主査、山本主査、甲斐主事
- 実施評価機関等:
- 情報政策課
伊東主幹、落合副主幹
- 税務課
久間主幹、大岩根主査
4.議題
- (1)県税の賦課徴収事務に関する全項目評価(案)について
- (2)宮崎県個人情報保護条例の一部改正(案)について
5.報告事項
- (1)平成26年度個人情報保護制度の運用状況について
- (2)その他
6.議事経過と結果
- (1)県税の賦課徴収事務に関する全項目評価(案)について
税務課から、パブリック・コメントの結果及び第三者点検を踏まえた改善内容等について説明を行なった。
- (主な質疑)
- 委員:
リスク対策の部分で、パスワードを設定するということであるが、パスワードの有効期限はあるのか。同じパスワードを継続して使っても構わないのか。一般的には継続して使うのは極めて危険と思われるが。
- 実施機関:
パスワードは1年で失効することになるので、再設定することになる。
- 委員:
パスワードと媒体はどのような形で委託業者に渡されるのか。
- 実施機関:
同時に渡さないようにする。
- 委員:
研修はどういう形で行なうのか。実際に問題が起こった時を想定した演習を行なった方がよいのでは。
- 実施機関:
実践的な演習を取り入れることとする。
- 委員:
研修を年1回実施すると記載されているが、事情があって出席できなかった場合も想定されるのでは。
- 実施機関:
税務課の実施する税務担当職員向け研修以外にも情報政策課の実施する情報セキュリティ研修など、いろいろな機会を通じて研修したい。また、研修を受けていない職員に対しても、別途研修もしくはその他の方法で対応することとしたい。
- 上記に係る文言の修正について確認の上、意見書案について審議。
- 原案どおり意見書を取りまとめることで了承。
- (2)宮崎県個人情報保護条例の一部改正(案)について事務局(総務課)から、当該条例の一部改正(案)について説明を行なった。
- (主な質疑)
- 委員:
保有個人情報の利用で、「本人の同意を得ることが困難な場合」とは、どのような場合を想定しているのか。
- 事務局:
病気等で意識不明の場合など、本人のことを考えると当然に利用する場合であって、本人に意思表示が出来ない場合を想定している。
- 委員:
特定個人情報では任意代理人でも開示請求できるということであるが、通常の個人情報には認めないのか。
- 事務局:
なりすまし防止のため、通常の個人情報では認める予定はないが、今後検討の余地はあると思われる。
- 説明終了後、意見書案について審議。
- 原案どおり意見書を取りまとめることで了承。
- (3)その他(報告事項)
- 平成26年度個人情報保護制度の運用状況について事務局から報告を行なった。
注意:特に質疑・意見なし。