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掲載開始日:2023年4月1日更新日:2023年4月1日

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第54回宮崎県個人情報保護審議会議事録

1.日時

令和4年12月20日(火曜)

午後3時から午後4時30分まで

2.場所

庁企業局庁舎2階会議室

3.出席者

山田会長、荒木委員、小幡委員、串間委員

4.議題

審議事項
個人情報の取扱原則の例外事項について
「オンライン結合による提供の制限」の例外事項に関する諮問
宮崎県施設園芸データ共有基盤システム(農産園芸課)

5.議事経過と結果

審議事項

個人情報の取扱原則の例外事項について

実施機関より、諮問に関する説明を行なった。

(主な質疑・意見)
<委員>
これまで何年分のデータが蓄積されているのか。
<実施機関>
今は7年分ぐらいであるが、今後は10年保存と考えている。
<委員>
生産者の数はどれくらいを見越しているのか。
<実施機関>
今年度の事業として120名程度で順次増やしていく。3年間で、680名までピーマン及びきゅうりの品目で増やしていきたい。そこで効果を見て、他の品目に展開していければと考えている。
<委員>
ピーマンやきゅうりの生産者はどれくらいの世帯数なのか。
<実施機関>
統計の農家戸数でいうと、ハウスを使ったきゅうり生産が2,365戸、ピーマンが572戸である。
<委員>
どのようにクラウドで接続するのか。
<実施機関>
環境制御装置を既に持っている方はこれまでの流れのまま接続する。そのような設備がない方は、この事業で設備が導入される。
<委員>
設備を導入する生産者はどのように決めるのか。
<実施機関>
モデル効果を高めるために、各JAに誰が設置すべきか決めてもらい、その中でモデルとなる方に設置する。
<委員>
収集する個人情報にある、就業者集合写真や家族構成、年間売り上げは必要なのか。
<実施機関>
所得向上の分析を行うために家族構成や雇用者数が必要と考えている。写真については、データ共有基盤に登録する際に、生産者の名前と顔を一致させるためと、県の普及指導員の異動もあるため名前と顔が一致しやすいようにと思っている。
<委員>
顔写真が提供される本人、例えば、家族一人一人やそこで働いている労働者からの同意書はとらないのか。
<実施機関>
肖像権の観点からすると望ましいかとは思うが、120人及びその関係者からとるということになると、保管等が難しくなる可能性があるため、口頭ではあるが、代表で同意いただいた形にしようかと考えている。写真については記載はしているが、必須項目とは思っていない。いただいた意見を元に検討したい。
<委員>
必ずしも必要がない個人情報は外すか、少なくとも本人から同意をとるか、もしくは写真や名前は不要で働いている人の人数だけで良いのであれば、そういう制限的な方法も検討してはどうか。そうすれば全員からの同意という課題もおのずとクリアされるのではないか。
<委員>
家族構成には農業に関わっていない人もいるため違和感がある。整理して欲しい。
<委員>
高知県の事例では、問題点や困った点はあったのか。
<実施機関>
同意書を紙で集めると保管や管理が大変だと聞いてはいるが、本県も同意書及び契約書については、直接生産者と結ぶ形にした。また、広く企業等が関わっているため、全体の合意をとることやシステムの維持費に苦労していると聞いている。
<委員>
個人情報が多く入っているものは財産になるほどの情報であるため、2回の認証を付けるのは必要かと思う。
<委員>
生産者の同意は得られそうなのか。
<実施機関>
今後、正式な同意書の説明をすることになるが、その前段として事前に事業の説明と参加申込書をもらっている。

次回、再度説明を受けて内容を確認することとした。

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