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掲載開始日:2006年3月22日更新日:2006年3月22日

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第2回宮崎県個人情報保護審議会議事録

第2回宮崎県個人情報保護審議会(議事録)

1.日時

平成17年9月27日(火曜日)午後3時~午後4時10分

2.場所

庁3号館6階361号室

3.出席者

  • 日野会長、澤田委員、西村委員、林委員、南委員、山口委員
  • 事務局:田中総務課長、高藤総務課長補佐、日高主幹、谷元主査
  • 実施機関:国保・援護課石田主幹、北林主任主事

4.議題

  • (1)諮問第26号「オンライン結合による提供の制限」の例外事項について
  • (2)その他

5.議事経過と結果

(1)諮問第26号(援護システム関係:国保・援護課案件)

務局及び国保・援護課より、条例上の「オンライン結合の制限の例外事項」について概要説明を行なった。

(主な質疑)
  • 委員
    セキュリティの措置が講じられているとのことだが、もし、漏えいした場合、責任はデータセンターが負うのか。
  • 実施機関
    漏えいの場所にもよる。実際には業者と委託契約を締結しており、契約に違反するなどして漏えいが起きた場合は、業者が責任を負うことになる。
  • 委員
    最近は漏えい事件がしばしばあるので不安だが、このシステムは大丈夫か。
  • 実施機関
    システム内では、全線に行政総合情報システムという非常にセキュリティの高い回線を使用し、暗号化もされている。一般のインターネット回線とは違う。
  • 委員
    データセンターにあるデータは持ち出されることはないだろうが、データを拾ってきた各県の業務端末を持ち出すことは考えられるか。
  • 実施機関
    業務端末には、データを保存できない仕組みになっている。
  • 委員
    パスワードを設定するとのことだが、パスワードは異動で担当者が変わるたびに変えるのか。
  • 実施機関
    変える予定である。
  • 委員
    情報端末は専用端末か。
  • 実施機関
    専用端末である。
  • 委員
    他の端末からのアクセスはできないのか。
  • 実施機関
    できない。
  • 委員
    日本銀行、支払先の銀行や郵便局との結合は、行政総合情報システムによらないのか。
  • 実施機関
    よらない。
  • 委員
    一般的に、結合先・委託先でいろいろ問題が起こっており、少なくとも県内の結合先・委託先については、安全性を確認していただきたい。
  • 実施機関
    留意する。
  • 委員
    プリンターでは何を印刷するのか。
  • 実施機関
    裁定通知書などである。
  • 委員
    紙の取扱いの規定はあるのか。
  • 実施機関
    ない。
  • 委員
    今回のシステムは専用回線でもあり、その途中での漏えいは起こりにくいが、印刷した紙は持ち出しやすいので、紙の管理にも十分をつけていただきたい。
  • 実施機関
    データはパソコンの中で安全に保存するようにし、印刷は施行のときだけに限るなど、できるだけ印刷しないよう配慮する。

議会としての意見として、このシステムそのものには十分なセキュリティ対策が講じられており、個人情報保護の観点からは問題がないと考えられることなどから、現在の内容で審議会の意見を取りまとめることで了承。

問の内容が全国一律に導入されるオンラインシステムであり、システムの導入が来月に迫っていることから、引き続き答申書案について審議。

事務局より答申書案について説明。

特に質疑はなく、現在の案で答申書を取りまとめることで了承。

(2)その他

事務局より、条例解釈・運用基準の変更点、次回審議会の予定等について連絡。

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