第57回宮崎県個人情報保護審議会議事録

1.日時

令和5年11月1日（水曜）午前9時半から午前10時35分まで

2.場所

県企業局2階会議室

3.出席者

山田会長、荒木委員、串間委員、箕輪委員、森部委員

4.議題

• (1)報告事項
  • 令和4年度個人情報保護制度運用状況について
• (2)審議事項【公開】
  • 特定個人情報保護評価第三者点検
  • 「県税の賦課徴収事務に係る全項目評価書（案）について」（税務課）
• (3)審議事項【非公開】
  • 保有個人情報部分開示決定に対する審査請求に関する諮問
  • 諮問第87号（こども家庭課）

5.議事経過と結果

(1)報告事項

令和4年度個人情報保護制度運用状況について

事務局より、令和4年度の個人情報保護制度運用状況について説明を行なった。
質問、意見等なし。

(2)審議事項【公開】

特定個人情報保護評価「県税の賦課徴収事務に係る全項目評価書（案）について」

実施機関より、パブリックコメント（8月16日～9月15日）の結果報告及び第56回審議会における委員からの質疑・意見に対する回答・説明を行なった。

（主な質疑・意見）
＜委員＞
資料2-1のNECの回答について、中黒の二つが両方ともNECからの回答と捉えてよいか。
＜実施機関＞
そのとおりである。
＜委員＞
資料2-2の回答末尾に「万が一、デジタル庁側に別人の口座情報が登録されており、誤った情報を受信した場合でも、口座名義が別人であれば別途確認を行うこととしている。」と記載されているが、同姓同名の別人名義口座であった場合は確認ができないということか。
＜実施機関＞
同姓同名の場合は、判別するのが難しいと思っている。ただし、そのようなことが起きないように、現在デジタル庁において総点検が行われているものと認識しており、危険性は限りなく低いのではないかと考えている。

実施機関の退室後、意見書（案）の検討を行い、当該評価書に記載されたリスク対策を確実に実施すること及び職員に対する指導・監督を徹底することを付言した意見書を発出することで了承された。

(3)審議事項【非公開】

審査請求に関する審議であるため、宮崎県個人情報の保護に関する法律施行条例第19条の規定により、非公開で開催された。

諮問第87号

今回は、旧条例第48条第1項及び第4項の規定により、実施機関を出席させ、インカメラ審理を行なった。
実施機関の退室後、審議を行い、次回、答申書（案）について検討することで了承された。