新型コロナウイルス感染症者の公表内容について

提言

（性別：男性、年齢：70代）

現在、県および延岡市においても新型コロナの変異株については、変異株が何件発見されたという情報だけで、新規感染者の感染情報とリンクされていないだけでなく、変異株の種類N501Y,E484Kなどの単発または両方を有する株なのかどうかの内訳や、インドからの2重変異株などの付帯すべき詳細な情報が欠けている。これらの情報は、感染力またはワクチンなどの免疫力を弱めると解説されている極めて重要な情報にもかかわらず、なぜ公表しないのか理解できない。
県民・市民の健康と生命に関わるものだから、それらも含めて県の担当部局から詳細を明らかにしてしてほしい。

回答

変異株につきましては、県内の検査で変異株疑いとなりましたら、最終的には、国立感染症研究所に検体を送付し、詳細な検査が行われています。それらの結果に基づき、個人が特定されない形で公表しております。
4月20日の知事会見では変異株（疑い例）の発生状況について、圏域毎、年代別、性別、感染経路（推定）について説明したところです。以後の公表でも国立感染症研究所からの報告があった場合はその結果をお伝えし、併せて、注意喚起を行なっております。会見資料は県ホームページでご覧になることができます。
変異株は従来株より感染力があり、厳重な感染対策が必要でありますが、感染対策については、従来株も変異株も共通でありますことから、リスクの高い行動を避ける、手洗いなどの基本的な感染対策を徹底するなど、県民の皆さまへの啓発を強化していくこととしております。