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掲載開始日:2024年11月11日更新日:2024年11月11日

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選択的夫婦別姓にかかる知事の回答について

提言(令和6年9月17日)

(性別:男性、年齢:30代)

9月16日の宮崎日日新聞にて、選択的夫婦別姓の全国自治体アンケートの記事を見たが、河野知事だけ賛否を明らかにしていなかった。県の知事として賛否を示さないことについて説明してほしい。

回答

選択的夫婦別姓制度につきましては、その導入について議論が活発になっていることは承知しておりますが、社会における活動や個人の生き方が多様化する中で、働く女性が不便さを感じ、働く意欲が阻害されないよう、現在、これを補うような形で旧姓の通称としての使用の拡大が図られているところです。

国においては、住民票やマイナンバーカード、運転免許証、パスポートなどについて、旧姓併記を可能とするなどの取り組みが進められています。

また、本県におきましても、職務遂行上または事務処理上誤解や混乱を招く恐れのないものについて、県職員の旧姓使用の運用をおこなっているところです。

民法の改正を伴う選択的夫婦別姓制度の導入につきましては、婚姻制度や家族のあり方に関わる重要な問題であり、国が実施する「家族の法制に関する世論調査」の結果を見ても、その導入については意見が分かれているところです。

こうしたことから、この問題は丁寧に国民の間で議論を積み重ねていく必要があり、今後、国会において十分に議論を重ねていく必要があるものと考えておりますので、ご理解をお願いします。

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