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掲載開始日:2025年3月3日更新日:2025年3月3日

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JR九州の大分駅での乗り継ぎ特例廃止について

提言(令和6年12月17日)

(性別:男性、年齢:20代)

JR九州より大分駅での乗り継ぎ特例廃止が発表された。博多駅から宮崎駅まで直通する特急は1日1往復しかなく、それ以外の便については、特急料金が加算されることとなる。宮崎県としては把握しているのか。JR九州より事前に説明がなされていたのか。申し入れはしたのか、または予定しているのか。県としてどのように考えているのか教えて欲しい。

回答

宮崎空港駅~博多駅間における大分駅または別府駅での特急乗継ぎの特例に関しましては、平成15年のダイヤ改正で、宮崎・大分両県の県境をまたぐ特急列車の運行体系が変更され、博多駅までの直通運行の列車が減少し、利用者の利便性が大きく低下したことから、一定期間、利用者の負担を軽減するための激変緩和措置として導入されていたものと認識しております。

JR九州においては、今般、高速道路網の発達や人口減少・高齢化、生活様式の変移により輸送需要が低下したことや、物価高騰などにより経費が増加していること、安全やサービスの維持向上、設備投資のために安定的な資金を確保する必要があることなどの理由から、令和7年4月に運賃・料金の改定を実施すると発表したところであり、同特例についても同様の理由により廃止する予定であることについて担当者より説明があったところです。

県としましては、地域に必要な交通網の維持・確保が重要であると考えており、そのために必要な資金を確保するための運賃・料金などの改定についてはやむを得ないものであると考えておりますが、今後の利用状況などを注視しながら、県が中心となって官民で組織する「宮崎県鉄道整備促進期成同盟会」などを活用し、適宜、要望などの必要性を検討してまいります。

今後とも、沿線市町やJR九州と連携を図りながら、路線の維持・活性化に努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。

お問い合わせ

総合政策部総合交通課地域交通担当

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